車にかかる一生涯のお金はいくら⁉普通車・軽自動車を50年間で徹底比較|元カーディーラー営業マンが本音で解説

車の維持費
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みなさん、こんにちは。唐突ですが、人生の3大固定費って知ってますか?

人生の3大固定費は、住宅(マイホーム)・保険・車です。なんと私のブログのテーマが2つも入っていますね。

月々の支払いでは軽視しがちな車の維持費ですが、実際20歳〜70歳までの50年間車を所有したと仮定して、普通車と軽自動車で一生涯のお金はいくらかかるのかを比較検証していきます。また、本当に維持管理費を払ってまで車を所有する必要があるのか?車を所有する以外の代替案はどうなのか?を解説します。

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3大固定費の内訳と特徴

固定費特徴・目安金額
住宅(マイホーム)住宅ローン返済は固定金利2.5%、元本5,000万円、35年間支払いの利子だけで約3,232万円。賃貸なら家賃も該当
保険1世帯あたりの生命保険料は年間約38.2万円(30年で約1,150万円)
2000ccクラスの車50年間の保有費用は約5,300万円(車体・ガソリン・保険・税金など合計)

生命保険はご家庭の人数や加入状況によってかなり差が出るところですが、支払い金額ではやはり家と車の生涯支払い金額はかなり大きいです。2000ccクラスの車1台を50年間保有するだけで、5,000万円の家を購入することと同じになりますから驚きです。

普通車(2000ccクラス)の50年間費用内訳

50年間(20歳〜70歳)の車費用内訳を、平均値で計算してみました。

項目計算式50年間合計
車の購入代金250万円(下取り差し引き)÷7年間×50年間1,750万円
車の維持費約70万3,875円(約70.5万円)×50年3,519万円
合計約5,269万円

年間維持費70.5万円の詳細内訳

項目年間費用
ガソリン代20万6,250円(年間1万5,000km走行・燃費12km/L・1L 165円)
駐車場代14万4,000円(1万2,000円/月)
整備費用など6万2,000円(車検・点検・オイル交換4万円+タイヤ代2万2,000円)
税金・保険14万7,625円(自動車税3万6,000円+重量税3万円+任意保険7万2,800円+自賠責保険8,825円)
高速道路通行料14万4,000円(1万2,000円/月×12カ月)
年間維持費合計約70万3,875円(約70.5万円)

※任意保険の金額は個人の加入内容で変わります。

軽自動車の50年間費用内訳

軽自動車を50年間(20歳〜70歳)乗った場合の内訳を、平均値で計算してみました。

項目計算式50年間合計
車の購入代金150万円(下取り差し引き)÷7年間×50年間約1,050万円
車の維持費27.2万円/年間×50年約1,360万円
合計約2,410万円

軽自動車の年間維持費 内訳

項目年間費用備考
軽自動車税1万0,800円普通車(2,000cc):3万6,000円と比較して約3分の1
自動車重量税3,300円車検2年分(6,600円÷2)
自賠責保険料8,870円12か月契約(1万7,540円÷2)
任意保険料5万円普通車:7万2,800円と比較して安い
ガソリン代8万4,540円年間1万km走行・燃費18km/L・1L 165円
駐車場代8万4,000円7,000円/月×12
メンテナンス費用3万円車検・点検・オイル交換・消耗品
年間維持費合計約27万1,510円約27万2,000円

※任意保険の金額は個人の加入内容で変わります。

普通車 vs 軽自動車 徹底比較

項目軽自動車普通車(2,000cc)差額
50年間総費用約2,410万円約5,300万円約2,890万円安い
年間維持費27.2万円70.5万円43.3万円安い
自動車税1万0,800円3万6,000円2万5,200円安い
任意保険5万円7万2,800円2万2,800円安い

※任意保険の金額は個人の加入内容で変わります。

軽自動車を選ぶだけで、生涯コストは約2,890万円もの差が出ます。これは決して小さい数字ではありません。

車を所有しない選択肢|レンタカー・カーシェアとの比較

1台の所有で軽自動車でも約2,410万円、2000ccクラスの車で約5,300万円かかってしまいます。所有するよりレンタカーやタクシーを使ったほうが安くなるケースは十分にあります

所有 vs 非所有の50年間比較

所有形態50年間総費用
軽自動車約2,410万円
普通車約5,300万円

レンタカー・タクシー・カーシェアの年間費用と50年間費用

利用形態年間費用50年間費用条件
レンタカー10〜15万円500〜750万円年間1,000km程度・月3〜4回利用
レンタカー30〜40万円1,500〜2,000万円年間3,000km程度・月8〜10回利用
タクシー20〜25万円1,000〜1,250万円年間600km程度・月50km程度
タクシー40〜50万円2,000〜2,500万円年間1,200km程度・月100km程度
カーシェアリング10〜20万円500〜1,000万円年間1,500〜3,000km・月125〜250km・時間貸し

※レンタカー・カーシェアリングのガソリン代金は別途計算になります。

所有が「損」になるケース/「有利」なケース

所有が「損」になるケース

条件推奨
年間走行距離 1,000km未満レンタカー・カーシェアリングが有利
都市部で駐車場代が高い所有せず、都度利用
年に数回しか乗らないレンタカーの方が安いかも
運転頻度が低い(月1〜2回)カーシェアリングが最適
1人暮らし・交通網が充実公共交通+タクシー

所有が「有利」なケース

条件推奨
年間走行距離 1万5,000km以上所有したほうが安い
地方・公共交通が不便必須
家族が多く移動頻度が高い所有
荷物が多い・子供の送り迎え利便性優先

★結論★ 年間走行距離が5,000km以下なら、レンタカー・カーシェアリング・タクシーの組み合わせの方が、軽自動車を所有するより安くなる可能性が高いです。

まとめ|元営業マンが本音で考える「車との付き合い方」

車を所有すると1台でも生涯かかるお金で見たら、軽自動車で2,410万円、普通車で5,300万円程かかることがわかりました。車のランクやグレードを上げれば、もちろん金額も大きくなりますし、世帯での台数が増えれば当然、台数分の金額になります。

特に都市部では駐車場代だけで年間10万円以上かかるため、所有しない選択肢を真剣に検討する価値があります。

  • 「人生の3大固定費」の中で車が大きな割合を占める
  • 所有するかレンタカー・カーシェアリングにするかを一度検討してみる価値あり
  • 通勤メインの使用なら自転車や125cc以下のバイクを使うのも経済的にはあり
  • 軽自動車を選ぶだけで、生涯コストが2,890万円変わる
  • 年間走行距離5,000km以下なら、所有しない選択肢が有利

35年間カーディーラーで新車を販売してきた私が言うのも矛盾するようですが、「本当に必要なときに、本当に必要な車を選ぶ」のが、家計にも環境にも優しい車との付き合い方だと、現役を離れた今ようやく言えるようになりました。

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この記事が参考になれば嬉しいです。楽しいカーライフをお過ごしください。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)
35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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