楽天カード・楽天ETCカードを年会費無料とポイント還元率で深掘り

楽天カードと楽天ETCカードを手に料金所を通るヤギのイラスト 車の維持費
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皆さんこんにちは。元カーディーラー営業マンです。

【先に結論をお伝えします】この記事を書いたあと、私はカードの持ち方を何度か見直しました。いま落ち着いている形は「楽天カード+三井住友カード(NL)」の2枚です。理由と設定方法はクレジットカード、ETCカード、ポイント消費を自動化した最適解は?にまとめました。この記事は、そこにたどり着くまでの比較の記録としてお読みください。

前回の記事「ETCカードの年会費を払わない方法」では、総合1位はリクルートカード(還元率1.2%でETC無料、公共料金も強い)、2位は39歳以下ならJCB CARD W(シンプルでETC無料、条件もゆるい)という結果になりました。

しかし、貯まったポイントの使いやすさという点では、楽天カードや三井住友ゴールドNLの方が実は日常使いでは良いのでは?という疑問が残ります。今回は、楽天カードを実際にメインで使っている私の立場から、その疑問を深掘りしていきます。

ところで、ディーラーの営業マン時代、納車の場面でお客様から「ETCカードってどこで売ってるの?」と聞かれることがたまにありました。ETC車載器は車に付いたものの、カードは別に自分で作る必要があることをご存じない方は、意外と多いんです。ETCカードはクレジットカード会社に申し込んで作るもの。そして「どのカードで作るか」で、年会費もポイントの貯まり方も大きく変わります。

※本記事の年会費・還元率・条件等は2026年5月時点の情報をもとにしています(ガソリンスタンドでのポイントは2026年10月に確認)。お申し込み前には、必ず各カード公式サイトで最新条件をご確認ください。


楽天カードのランクと還元率の基本

楽天カードは通常版で常時1%還元です。楽天ポイントの進呈ルールを見ると、用途によって還元率が変わります。

  • 通常のカードショッピング …100円につき1ポイント(1.0%)
  • 公共料金・税金など一部 …500円につき1ポイント(0.2%)
  • 保険料・通信費など …200円につき1ポイント(0.5%)

楽天市場では会員ランクやSPUで倍率が上がり、ダイヤモンド会員ならさらに上乗せがあり得ますが、これはカードの基本還元率が上がるというより、楽天市場側の倍率加算です。日常決済の1%は楽天カード本体、楽天市場の上乗せは別枠で考えるのが分かりやすいです。


楽天ETCカードの年会費を無料にする条件

楽天ETCカードは通常年会費550円(税込)ですが、以下の条件に当てはまれば年会費が無料になります。

年会費無料になる条件

  • 楽天ゴールドカード/楽天プレミアムカード/楽天ブラックカード会員
  • 楽天PointClubのプラチナ会員またはダイヤモンド会員

それ以外の会員は、楽天ETCカード年会費550円(税込)がかかります。

実は私自身、年会費無料の楽天カード(ノーマル)に楽天ETCカードを付けて使っています。ダイヤモンド会員なので、ETCカードの年会費550円も無料です。ゴールドカードに切り替えなくても、会員ランクさえあれば「完全無料」でETCカードを持てるというのは、私が現在進行形で体験している通りです。

注意点

  • 初年度は、申し込み時点の会員ランクで無料判定されます
  • 次年度以降は、年会費請求月の会員ランクで判定されます
  • ダイヤモンド会員でも、判定タイミングによっては無料にならないことがあります
  • 楽天カード本体は年会費無料ですが、ETCカードは別条件なので「楽天カード=ETCも自動無料」ではない点に注意

「無料のはずが年会費を請求された…」これって罠?

「楽天ETCカードは年会費無料と聞いて作ったのに、550円請求されていた」——実はこれ、よくある話です。結論から言うと、罠というより「無料には条件がある」ことが伝わりにくいのが原因です。

楽天ETCカードの年会費が無料になるのは、①楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードを持っている方、または②楽天の会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の方。どちらにも当てはまらないと年会費550円(税込)がかかります。そして注意したいのが、会員ランクは年会費の請求タイミングで判定されるという点。カードを作ったときにプラチナでも、判定の時期にランクが落ちていれば請求されます。

請求が来たときの確認ポイント3つ

  • ① 自分の会員ランクを確認する——楽天PointClubのアプリやサイトで今のランクと、ランクが落ちた時期をチェック
  • ② 来年も条件を満たせるか考える——本文で紹介した「月3回利用プラン」を続ければプラチナ維持は難しくありません
  • ③ 使っていないなら解約も選択肢——ETCをほとんど使わない年が続くなら、550円払い続けるより一度解約して、必要になったら作り直すのもアリです(発行手数料は無料なので損しません)

元営業マンの感覚で言うと、これは携帯電話の「初年度無料」と同じで、条件を知らずに契約すること自体がいちばんの罠。この記事で条件を理解しておけば、楽天ETCカードはやっぱりコスパの良い1枚です。

楽天ダイヤモンド会員になる条件と維持方法

楽天のダイヤモンド会員になる条件は、集計月を含む過去6カ月で以下の3つをすべて満たすことです。

  • 4,000ポイント以上の獲得
  • 30回以上のポイント獲得
  • 楽天カード保有

ランクは毎月2日に見直されます。SPU加算分や一部キャンペーンポイントは対象外で、通常のランクアップ対象ポイントである必要があります。

ダイヤモンド会員の主な特典

  • ダイヤモンド会員限定のメールマガジンや特典案内
  • 会員向けクーポン、限定キャンペーンの対象
  • 楽天サービスの一部で会員ランクに応じた優待
  • 誕生月ポイントなどのランク特典

無理なくキープする方法

月平均にすると、約667ポイント以上と月5回以上のポイント獲得を目安にすると安定します。

667ポイントを作る方法

  • 楽天市場の買い物を楽天カードで支払う(6カ月で4,000pt=合計40万円前後の利用が目安)
  • ふるさと納税を楽天で行うとまとまったポイント獲得につながる
  • 楽天トラベル、楽天スーパーDEALの活用
  • 公共料金や固定費を楽天カードで払う

30回を作る方法

  • 楽天ポイントカードを提示する
  • 楽天Edyを使う
  • 楽天モバイルを利用する
  • 楽天銀行のハッピープログラムを活用する

この「少額でも回数を稼ぐ」使い方が大事で、金額だけでなく回数条件を満たしやすくなります。


プラチナ会員ならETCカード年会費無料|ハードル低めでおすすめ

実はETCカードの年会費無料目的なら、ダイヤモンド会員までいかなくても「プラチナ会員」で十分です。

プラチナ会員の条件

  • 過去6カ月で2,000ポイント以上かつ15回以上のポイント獲得
  • ダイヤモンド会員ほど厳しくなく、楽天カード保有は会員ランクの条件ではない(ただし楽天ETCカードを作るには楽天カード本体が必須)

プラチナ会員の主なメリット

  • 楽天PointClubのランク特典が受けられる
  • 会員限定のクーポン、優待メール、特別セール案内が届く
  • 楽天トラベルなど一部サービスで優待あり
  • 楽天市場では毎月18日の会員向け企画が使いやすい

楽天ETCカードとの関係

  • 楽天ETCカードは、プラチナ会員以上なら年会費無料
  • 楽天ETCカードは単体では申し込めず、楽天カードの会員向けサービスとして申し込む
  • プラチナ会員であっても、楽天カードを持っていないとETCカードは作れない

ひとことで言うと

  • 楽天カードなし → ETCカードは作れない
  • 楽天カードあり+プラチナ会員 → ETCカードの年会費は無料

プラチナ会員を維持するための実践プラン

プラチナ会員の維持条件は「過去6カ月で2,000ポイント以上」かつ「15回以上のポイント獲得」です。ランクアップ条件と同じ。毎月見直しがあり、条件を満たさなくなると翌月にランクダウンすることがあります。

月3回利用シミュレーション

月3回利用なら、回数条件は6カ月で18回となり達成ラインを超えます。

  • 6カ月で2,000pt以上 → 単純平均で月333ポイント必要
  • 楽天カードの通常利用は100円で1ポイント → 月34,000円なら約340pt
  • つまり、月34,000円を月3回くらいに分けて使うなら、プラチナ維持条件にかなり近く、実質的には満たしやすい

注意点

  • 条件は「獲得ポイント数」と「獲得回数」なので、全部が対象になるとは限らない
  • 公共料金や一部支払いは還元率や判定が異なる
  • 6カ月単位で判定されるため、ある月だけ多く使っても他の月が少なすぎると条件を割ることがある

月3回・月34,000円前後の楽天カード利用を継続できるなら、ETC無料条件としてはかなり現実的です。


結論|楽天カードは「メインの1枚」に向いている

結論として、楽天カードは、普段の支払いをまとめる「メインの1枚」にとても向いています。管理のしやすさとポイントの使いやすさは十分です。特に「あちこちでカードを使い分けるのが面倒」という方には、心強い選択肢になります。

楽天カードをメインにするメリット

  • 常時1.0%還元 …どのガソリンスタンドで給油しても、楽天カードで支払えば1.0%還元
  • ENEOS・コスモ石油ならポイントカード提示で上乗せ …楽天ポイントカードを見せると、ENEOSは燃料2Lにつき1ポイント、コスモ石油は200円につき1ポイントが追加
  • 支払いを1箇所にまとめられる …ガソリン代だけでなくスマホ代、食費もまとめればポイントが速く貯まる

デメリット・注意点

  • ガソリン代の値引きだけを見れば、スタンドのカードにかなわないことがある …スタンドのカードは「1Lあたり◯円引き」の会員価格が中心。決まったスタンドでたくさん給油する方は、そちらが得な場合もあります
  • 「会員価格」にならない場合がある …スタンドのカードなら看板価格から「リッター2円〜5円引き」になる店舗でも、楽天カードだと「一般価格(フリー価格)」になることがある

ポイントの使い道に困らない

楽天ポイントはそのまま楽天ペイや楽天市場で使えるため、交換の手間や手数料を気にする必要がありません。有効期限も「最後にポイントを獲得してから1年間」なので、使い続けていれば実質失効しません。明細管理もポイント確認も楽天カードアプリ1つで済みます。


楽天カードユーザーの最強の立ち回り

楽天ポイントカードを出せるスタンドを選ぶ

以前は、ENEOSで楽天カードを使うと1.5%還元になる特典がありましたが、2023年9月末で終わりました。今はどのスタンドでも、楽天カードで払えば1.0%です。そのうえで、楽天ポイントカードを出せるENEOSやコスモ石油を選ぶと、少し上乗せできます。

楽天ポイントカード提示でダブル取り

ENEOSやコスモ石油では、楽天ポイントカード(アプリでも可)を見せてから楽天カードで払うと、提示のポイントと決済のポイント(100円につき1ポイント)のポイントダブル取りができます。

楽天カード(ノーマル)でガソリン代を払うメリットまとめ

給油先合計還元率内訳
ENEOS約1.3%決済1.0%+ポイントカード提示(燃料2Lにつき1ポイント)
コスモ石油1.5%ポイントカード提示0.5%+決済1.0%
その他のスタンド1.0%100円で1ポイント

※ENEOSの約1.3%は、ガソリン1L=170円で計算した目安です。

無理にスタンドのカードを増やさず、普段の支払いを楽天カードに集めるのが、管理も楽で効率的です。給油は、ポイントカードを出せるスタンドを選べば、さらに少し得になります。


▶ 私が実際に楽天カード+近所のスタンドのLINEクーポンでどう給油しているかはガソリン代と高速代を年間3万円安くする方法でお話ししています。

まとめ|楽天カードはバランス型の優等生

  1. 楽天カード本体は年会費無料、通常1%還元
  2. 楽天ETCカードはプラチナ会員以上で年会費無料(月34,000円×3回利用で現実的に到達可能)
  3. 給油はどこでも1.0%。ポイントカードを見せればENEOSで約1.3%、コスモ石油で1.5%
  4. 「1円でも多く得をしたい」なら専用カード、「楽に1%以上を維持したい」なら楽天カード

結論として、普段の支払いをまとめるメインカードとして、楽天カードはとても賢い選択です。ただ、私自身はその後、ETCカードの無料化やポイントの使い方まで考えて、「楽天カード+三井住友カード(NL)」の2枚に落ち着きました。2枚目まで考える方はクレジットカード、ETCカード、ポイント消費を自動化した最適解は?をご覧ください。

※年会費・還元率・無料条件は変更される場合があります。お申し込み前に必ず各カード公式サイトで最新の情報をご確認ください。

「ここまで読んで楽天カードに興味を持った方は、こちらから申し込めます」

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この記事が参考になれば嬉しいです。楽しいカーライフをお過ごしください。

▶ 関連記事:ETCパーソナルカードとは?クレジットカードなしでETCを使う方法|メリット・デメリットと作り方

▶ 楽天ペイの設定を一度しておくと、期間限定ポイントから順に、勝手に支払いへ使われていきます。使い忘れによる失効がなくなる仕組みはクレジットカード、ETCカード、ポイント消費を自動化した最適解は?で解説しました。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)
35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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