定年後におすすめの格安SIM・キャリアプラン|元営業マンが家計と通信費を本気で見直した結果

再雇用のリアル
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「毎月のスマホの支払い金額が、家計に響いていませんか?」

スマートフォンは1日の中で一番使うアイテムで、人によってはテレビよりはるかに見る機会が多いのではないでしょうか。それなのに、料金プランは「昔契約したまま」という方が本当に多いのです。

こんにちは。35年以上カーディーラーで営業マンをしてきた、再雇用サラリーマンです。私は3年前に定年を迎え、基本給は現役時代の約60%に下がりました。そのとき真っ先に見直したのが携帯電話の通信費です。今回は、定年後・シニア世代の方に向けて、本当におすすめできる格安SIM・キャリアプランを、本音で徹底比較していきます。

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人生の6大固定費、まず見直すべきは「通信費」

家計を見直すうえで欠かせないのが「人生の6大固定費」という考え方です。一般に次の6つを指します。

固定費主な内容
①通信費スマホ代、インターネット回線費用
②光熱費電気、ガス、水道代
③保険生命保険、医療保険、自動車保険など
④家家賃、住宅ローン、管理費など
⑤車ローン、駐車場代、ガソリン代、車検・整備費など
⑥税金所得税、住民税など家計から実質的に出ていく負担

この6項目は毎月または継続的に出ていくため、金額が大きくなりやすく、一度見直せば効果がずっと続くのが特徴です。特に「家」「車」「保険」「通信費」はインパクトが大きいので、優先して確認すると効率的です。

*「車にかかる一生涯のお金はいくら⁉についてはこちらの記事で詳しく解説しています」

ちなみに、この「6大固定費(通信費・光熱費・保険・家・車・税金)」という整理は、私の尊敬するユーチューバーで起業家『リベラルアーツ大学の両学長』によって分かりやすく普及しました。

私の実感として、電気・ガス・水道などの光熱費はこまめに節約しても効果が薄い反面、携帯電話の通信費は一度見直して設定すれば効果は抜群です。我慢も努力も要りません。

6割以上が、いまだに月7,000〜8,000円の高いプランのまま

2020年、菅首相の「日本の携帯電話料金は高すぎる、4割程度下げる余地がある」という政策を受けて、ドコモ・au・ソフトバンクはオンライン専用プランのahamo・LINEMO・povoをスタート。20GBで約3,000円以下と、それまで月7,000〜8,000円していた中〜大容量プランを一気に半額以下へ引き下げました。

ところが、私の周りに「携帯どこのプラン使ってるの?」と聞いても、意外と高いプランをそのまま使っている人が多く驚きました。実際、政策から数年経った今でも、大手キャリアのメインブランドを契約し続けている人の割合は約62.1%にのぼります(MMD研究所の調査による)。

スマートフォン通信契約のシェア内訳

通信サービス区分契約割合主なプラン・サービス
大手メインブランド62.1%ドコモ(eximoなど)、au、ソフトバンク
キャリアサブブランド18.7%Y!mobile、UQ mobile
オンライン専用プラン10.1%ahamo、povo、LINEMO
楽天モバイル10.0%Rakuten最強プラン

※このほか、IIJmioやmineoなどの格安SIM(MVNO)が全体の一部を占めています。

高いプランに残り続ける主な4つの理由

  1. 「困ったら店舗に行ける」安心感…操作に不安があるシニア層には、店員さんに直接相談できる環境に月数千円を払う価値があると考えられています。
  2. 「セット割引」を外すと損をする…家族割や自宅のネット回線とのセット割(月1,100円ほど)を全部組み合わせると意外と安くなり、崩して他社に移るメリットが薄くなります。
  3. 「無制限」でギガを気にせず使いたい…動画やSNSを外で多く使う人、自宅にWi-Fiがない人は、速度制限のない大手の無制限プランを選びがちです。
  4. 手続きが「面倒」「よく分からない」…プランや会社が多すぎて比較が面倒で、結局昔のまま、というケースが非常に多いです。

裏を返せば、この4つさえ自分の生活に当てはめて整理すれば、迷わず選べるということです。ここからは具体的に比較していきましょう。

主役の3社を徹底比較|日本通信SIM・楽天モバイル・ahamo

① 日本通信SIM|とにかく安く、シンプル

最大のメリットは、料金がかなり安く、プランがシンプルなこと。デメリットは平日昼など混雑時に速度が落ちやすく、店舗サポートやキャリアメールが使えない点です。

日本通信sim 公式ホームページ 合理的なスマホ料金誕生 20GB 1,390円 】

合理的みんなのプラン 20GB 5分間通話無料 1,390円(税込)
Amazon 日本通信simスターターパック
メリットデメリット
月290円から使える低価格プランがある平日昼12時台など混雑時間帯は遅くなりやすい
ドコモ回線で全国的に使いやすいキャリアメールは使えない
余計な割引条件が少なく分かりやすい店頭の対面サポートは基本なし
20GB・50GBなど用途で選びやすい手厚いサポートや特典は期待しにくい

向いている人:スマホ代をとにかく下げたい人/LINE・Gmail・Web閲覧が中心の人/料金の分かりやすさを重視する人。
向いていない人:昼休みに動画や大容量通信をよくする人/店頭で相談したい人/キャリアメールを今も使う人。

※ただしWi-Fiにつなげば通信速度は大手キャリアと大差ありません。自宅や職場でWi-Fiを多用する方には特に有利です。

② 楽天モバイル|無制限で月3,278円、通話も無料に

最大のメリットは、データ無制限を月3,278円で使えることと、Rakuten Linkを使えば国内通話が無料になりやすいこと。デメリットは、場所や時間帯で電波・安定性に差が出やすい点です。

メリットデメリット
無制限でも月3,278円、使う人ほどお得地下・建物内・地方の一部で電波が不安定なことがある
段階制であまり使わない月は安く済む通信品質はエリア・時間帯の影響を受けやすい
Rakuten Linkで国内通話が無料になりやすいRakuten Linkはアプリ前提で慣れが必要
契約・解約手数料がなく始めやすい楽天経済圏を使わないとポイント恩恵が薄い

向いている人:毎月のデータ使用量が多い人/料金を単純にしたい人/楽天市場や楽天カードをよく使う人。
向いていない人:地下鉄や屋内での安定通信を最優先する人/仕事で通信の失敗を避けたい人/楽天サービスをほとんど使わない人。

③ ahamo|ドコモ回線の安定感とシンプルさ

メリットは、ドコモ回線の安定感とシンプルな料金体系、30GBを基本に大容量まで選べること。デメリットは、小容量プランがないこと、キャリアメールや一部サービスの制限、サポートがオンライン中心なことです。

メリットデメリット
ドコモ回線で混雑時も比較的安定3GB・10GBのような小容量プランがない
基本は30GBの1プランで迷いにくいデータ繰り越しができない
大盛りオプションで最大110GBまで使えるキャリアメールが使えない
海外でも追加設定なしで使えるドコモショップのサポートは基本制限あり
5分以内の国内通話が基本料金に含まれる留守番電話など一部サービスが使えない

向いている人:月20〜30GB前後使う人/通信の安定性を重視する人/海外でもそのまま使いたい人。
向いていない人:データ使用量が少ない人/店頭サポートを重視する人/料金を細かく最適化したい人。

「店頭サポート」はどこまで受けられる?

シニア世代が気になるのが「困ったときに店舗で見てもらえるか」。ここは料金以上に大事なポイントなので、しっかり比較します。

まずドコモショップは、データ移行が2,200円(税込)、店頭外で買った端末への設定・移行サポートが3,300円(税込)と、有料になる項目があります(新規契約・機種変更などの手続き時は無料案内になる場合あり)。ahamo向けの店頭サポートも有料です。

楽天モバイルショップは、他社(Amazonなど)で買った端末でも「あんしん操作サポート(月550円)」や単発サポート(1,100〜2,200円/回)で対応してもらえますが、基本は有料と考えるのが安全です。

項目楽天モバイルahamoドコモ
店頭の申込みサポートあり(契約相談・申込み可)あり(ドコモショップの有料経由)あり(通常の店頭申込み)
申込みの補助費用店舗契約自体は0円の案内有料3,300円(税込)通常の契約手続きとして対応
操作・設定サポートあり(操作説明・移行など)あり(有料・操作の手伝い)あり(無料案内の場合あり)
データ移行対応あり有料サポートの一部として無料案内の対象になることも
故障受付あり(対象・条件は店舗による)あり(ドコモショップ経由)あり(店頭で受付可)
サポートの性格店舗ありだが内容に差オンライン基本・店頭は有料補助対面サポートが最も手厚い

ざっくり結論:店頭でいろいろ手伝ってほしいならドコモが最も安心。料金を抑えつつ必要なら店舗も使いたいなら楽天モバイルがバランス型。基本はオンラインで十分で必要時だけ店頭ならahamo。SIMの入れ替えやデータ移管を自分でできる人は、日本通信SIMで十分です。

料金で比較|同じ容量帯でこれだけ違う

日本通信SIMとahamoは通話込みの実質料金、楽天モバイルはデータ無制限、大手3社はデータ無制限の代表的なプランを並べました。

サービスデータ量5分通話込み月額(税込)補足
日本通信SIM20GBあり1,390円みんなのプラン。5分かけ放題か月70分無料通話を選択可
ahamo30GBあり2,970円国内通話5分無料が基本料金に込み
楽天モバイル無制限あり3,278円Rakuten Link利用時は通話無料
ドコモ使い放題あり9,328円5分通話オプション880円込み
au使い放題あり8,888円5分通話オプション880円込み
SoftBank使い放題あり8,888円5分通話オプション880円込み

最安は日本通信SIM。20GBに5分通話を付けてもかなり安いです。ahamoは中価格帯で30GB+5分通話のバランスが強く、楽天モバイルは無制限なのでたくさん使う人向け。大手3社は同じくらいの容量でも月額がかなり高めで、サポートや割引を使わないなら、あえて選ぶ理由は薄いのが正直なところです。

ahamoはシンプルワンプラン!

シニア向けプランも比較してみた

大手3キャリアのシニア向け主要プラン

大手3社では、ガラケー(3G)からの乗り換え(スマホデビュー)向けの割引プランが、シニア層の主流になっています。

項目ドコモauソフトバンク
主なプランはじめてスマホプランシニアバリュープランスマホデビュープラン+
主な加入条件ガラケー・他社3Gからの乗換(年齢不問)60歳以上ガラケーからの変更・乗換(年齢不問)
基本データ容量1GB/月5GB/月4GB/月(ライト)
1年目の月額(最安割引時)1,078円(13ヶ月目〜1,628円)2,728円(セット割適用時)1,078円(14ヶ月目〜2,266円)
割引前の基本料1,815円4,048円2,475円
通話特典5分国内通話が永年無料5分国内通話が永年無料60歳以上は24時間かけ放題が月880円(別途必要)
その他特典dポイント優遇などお留守番サービス等(440円相当)が無料通話割引がメイン

ドコモは1GBで足りるならずっと安い一方、外で動画を見る人にはすぐ足りなくなります。auは60歳以上なら5GB+5分かけ放題+有料オプション無料が魅力ですが、最安にはセット割が必要。ソフトバンクは1年目が安く、60歳以上の24時間かけ放題が月880円で使えますが、2年目から基本料が上がります。

サブブランド(UQ・ワイモバイル)のシニア通話割引が強力

ahamoにはシニア割がありませんが、UQモバイルとワイモバイルは「60歳以上」向けの強力な通話割引を用意しています。

項目ahamoUQモバイルワイモバイル
シニア専用割引なしあり(60歳以上通話割)あり(60歳以上通話ずーっと割引)
対象年齢60歳以上60歳以上
特典内容5分通話が基本料に込み24時間かけ放題が永年1,100円引き24時間かけ放題が永年1,100円引き
割引後のかけ放題880円880円
店頭サポート原則オンライン(店頭は有料)あり(全国の店舗)あり(全国の店舗)

長電話をする方で、お店のサポートも欲しいなら、UQモバイル・ワイモバイルは安心して乗り換えられる定番の2社です。

楽天モバイルの「最強シニアプログラム」(65歳以上)

楽天モバイルには65歳以上向けの「最強シニアプログラム」があります(事前エントリーが必要)。基本料金から毎月110円分のポイント還元、便利な4つのオプション(通常1,980円)が実質1,100円になるなどの特典があります。

*「4つのオプションについての詳しい内容はこちら」

データ使用量通常料金(税込)シニア割+家族割 適用後(実質)
3GBまで1,078円858円
3GB〜20GBまで2,178円1,958円
20GB以上(無制限)3,278円3,058円

※ahamo・日本通信SIMには「年齢を理由に一律で安くなるシニア専用プラン」はありません。

主要5社「20〜30GB+5分通話」総まとめ比較

項目楽天モバイル日本通信SIMahamoワイモバイルUQモバイル
データ容量無制限20GB30GB30GB30GB
通話条件24時間無料(専用アプリ)5分かけ放題5分かけ放題10分かけ放題10分かけ放題
割引なし月額3,278円1,390円2,970円5,258円4,928円
最安月額(セット割等)3,168円(家族割)1,390円2,970円2,838円(光+カード)2,728円(光+自宅割)
データ繰越×××
店舗サポート××(有料)

※価格は税込。UQモバイル、ワイモバイルは10分かけ放題(880円)を含めて計算。

  • とにかく安さ最優先(店舗不要) ➡ 日本通信SIM(月1,390円)
  • 割引なしで高品質な電波 ➡ ahamo(月2,970円)
  • 残量を気にせず使いまくりたい ➡ 楽天モバイル(月3,278円で無制限)
  • ソフトバンク光がある・PayPayカード割➡ ワイモバイル(最安2,838円)
  • auひかり等があり店舗サポート必須 ➡ UQモバイル(最安2,728円)

まとめ|私のおすすめはこの3つ

不要なカード作成や割高な光回線を組まなくても、実用性とコスパが最高の私のおすすめは、この3つです。

  1. 日本通信SIM…自宅や職場にWi-Fiがあり、データ移管などを自分でできる方に。
  2. 楽天モバイル…Wi-Fiは使えないが、電波状態の良い地域・環境にお住まいの方に。
  3. ahamo…地域・環境・時間帯を気にせず、オールマイティに使いたい方に。

日本通信simは私も家族3人で使っていますが、トラブルもなく非常に快適です。平日の昼休みはさすがに通信が遅くなりますが、YouTubeは何とか見えますし、その時間帯を外すかWi-Fiがあれば問題ありません。家族3人で通信費4,170円は、ひと昔前では有り得ない安さです。「格安=低品質」のイメージがありますが、ドコモやauを使っていた私の家族が使っても満足度は下がっていません。

一方、楽天モバイルやahamoは海外で使えたり、パソコンのテザリングやディスプレイオーディオとの相性も良く、日本通信SIMでは出来ないことも出来ます。

*「ディスプレイオーディオについて詳しい使い方はこちら」

通信費はサブスクの中でも非常に大きな金額です。家族で使えばなおさら。賢く使って、満足度は下げずに通信費だけ下げていきましょう。この記事が参考になれば嬉しいです。楽しいカーライフをお過ごしください。

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この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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