担当営業マンと反りが合わない|営業ガチャハズレだと感じたら・・・

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「車を買いたいけど、なんだかこの営業マンとは話が噛み合わない…」
「契約してから、担当者の対応にモヤモヤしている…」

車選びは人生で何度もある買い物ではありません。だからこそ、担当してくれる営業マンとの相性は、満足度を大きく左右します。最近では「営業ガチャ」なんて言葉も聞きますが、実際に「ハズレを引いた」と感じる場面は確かにあります。

こんにちは。35年以上カーディーラーで営業マンをしてきた、再雇用サラリーマンです。今回は「担当営業マンと反りが合わないと感じたとき、どうすればいいのか」を、売る側の本音も交えながら正直にお話しします。

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なぜ「営業ガチャ」が起きるのか

そもそも、なぜ「この人とは合わない」と感じてしまうのでしょうか。原因は大きく分けて次のようなものがあります。

合わないと感じる原因具体的な例
知識・説明力の不足質問にきちんと答えられない、専門用語ばかりで分かりにくい
レスポンスの遅さ見積もりや連絡がなかなか来ない、催促しないと動かない
性格・話し方の相性強引に感じる、逆に頼りない、テンポが合わない
こちらの希望を聞かない予算や要望より、売りたい車を勧めてくる
世代・価値観のズレ話が噛み合わない、距離感がしっくりこない

大事なのは、「営業マンが悪い」とは限らないということです。どんなに優秀な営業マンでも、すべてのお客様と相性が合うわけではありません。人と人ですから、どうしても「合う・合わない」は出てきます。これは決してあなたのワガママではありません。

契約してから「ハズレだった」と気づくことも

やっかいなのは、契約してから担当者の対応に不満を感じるケースです。商談中は愛想がよかったのに、契約後は連絡が雑になった、納車後のフォローがない、点検や車検の案内もない…こういった話は実際によく耳にします。

車は買って終わりではなく、その後何年も付き合っていくものです。点検、車検、保険、乗り換えの相談…と、担当営業マンとの関係は長く続きます。だからこそ、「この人で大丈夫かな」と感じたら、早めに動くことが大切です。

担当変更をお願いする方法

「担当を変えてほしい」と言うのは、なかなか勇気がいるものです。でも、安心してください。ディーラーにとって担当変更は珍しいことではありません。角を立てずにお願いするコツをお伝えします。

電話でお願いする場合

店舗の代表番号に電話し、店長または店舗の責任者につないでもらいます。担当者本人ではなく、上の立場の人に伝えるのがポイントです。

「相性の問題」と添えるだけで、ぐっと角が立ちにくくなります。理由を細かく説明する必要はありません。

メールで伝える場合

電話が苦手な方は、店舗の問い合わせフォームやメールでも構いません。文章なら落ち着いて伝えられます。

このように「相性」を理由にしておくと、お互いに気まずくならずに済みます。ディーラー側も慣れていますので、淡々と対応してくれるはずです。

同じ店舗で担当を変えるときの注意点

同じ店舗内で担当を変えてもらうのは、一番手軽な方法です。ただし、いくつか頭に入れておきたいことがあります。

  • 店内で前の担当者と顔を合わせる気まずさは残る
  • 営業マン同士は情報を共有しているため、経緯は伝わっている
  • 小さな店舗だと、変更できる人数が限られる

とはいえ、これらは大きな問題ではありません。あなたは大切なお客様ですから、堂々とお願いして大丈夫です。気まずさよりも、これから何年も続く付き合いのほうがずっと重要です。

同じメーカーの別店舗に変える方法

「同じ店舗だと気まずい」という方には、同じメーカーの別店舗に移るという選択肢もあります。メリットとデメリットを整理しました。

メリットデメリット
前の担当者と顔を合わせずに済む家から遠くなる場合がある
気持ちを切り替えて新しい関係を築ける点検や車検でその店舗まで通う必要がある
担当者の質を見比べられる系列(販社)が違うと条件が変わることも

ここで一つ知っておきたいのが、同じメーカーでも「販売会社(販社)」が違うと、別の会社扱いになることがある点です。たとえばトヨタなら「トヨタモビリティ〇〇」といった地域ごとの販社があり、系列が違えば値引きやサービスの方針も微妙に変わります。通いやすさと条件のバランスを見て選びましょう。

店長に「改善」をお願いするという手もある

担当を変えるほどではないけれど、ちょっと不満がある…という場合は、店長に状況を伝えて改善をお願いするという方法もあります。

購入前の場合

「見積もりの説明をもう少し丁寧にしてほしい」「連絡をこまめにほしい」など、具体的な要望を店長に伝えると、担当者への指導が入ります。購入前なら、お店も契約をまとめたいので真剣に対応してくれます。

購入後の場合

納車後のフォローが悪いと感じたら、これも店長に伝えて構いません。「アフターも含めて長く付き合いたいので」と前向きな言い方にすると、お店も改善に動きやすくなります。クレームではなく「相談」として持ちかけるのがコツです。

新人営業マンには、少しの「待つ気持ち」も

ここは私自身が営業マンだったからこそ、正直にお伝えしたいことです。担当が新人だった場合、知識やレスポンスが物足りなく感じることがあります。でも、彼らは一生懸命です。

分からないことは先輩や上司に確認して、必死に答えを持ってこようとします。少し時間がかかっても、その姿勢が誠実なら、「育てるつもりで待ってあげる」のも一つの付き合い方です。新人時代に親身にしてくれたお客様のことを、営業マンは一生忘れません。長く付き合えば、誰よりも頼れる担当者に育つこともあります。

なお、営業マンがどんな訓練を受けて商談に臨んでいるかについては、こちらの記事で裏側を詳しく解説しています。あわせて読むと、営業マンとの付き合い方のヒントになるはずです。

▶ 営業マンのロールプレイング研修はなぜするのか?元カーディーラー営業マンが本音で語る商談の裏側

営業マンだった私自身も「担当変更」を経験した

実は私自身、営業マン時代に担当を外されたことも、他の営業マンから引き継いだことも、どちらも経験しています。

外されたときは正直こたえました。でも今振り返れば、そのお客様にとっては私が合わなかっただけのこと。逆に、引き継いだお客様とは長いお付き合いになり、お子さんの代まで車を任せていただいたこともあります。合う担当者に出会えれば、車選びはもっと楽しく、もっと安心できる。これは売る側だった私が断言できることです。

だから、もし今「この人とは合わないな」と感じているなら、遠慮はいりません。あなたが気持ちよく車に乗るために、担当者を選ぶ権利は、お客様であるあなたにあるのです。

これからの営業マンは「ライフスタイルのパートナー」へ

最後に、AIが当たり前になったこれからの時代の話を少しだけ。車の情報も見積もりも、今やネットやAIで簡単に手に入ります。「車を売るだけ」の営業マンは、もう必要とされなくなっていくでしょう。

これからの営業マンに求められるのは、お客様の暮らしや家族構成、趣味まで理解して、「あなたのライフスタイルにはこの車が合いますよ」と寄り添えるパートナーであること。だからこそ、相性の合う担当者を見つける価値は、これまで以上に大きくなっていきます。


まとめ

  • 担当営業マンと「合わない」と感じるのは、あなたのワガママではない
  • 担当変更は珍しいことではない。「相性」を理由にすれば角が立たない
  • 電話・メールどちらでもOK。店長など上の立場の人に伝えるのがコツ
  • 同じ店舗・別店舗・店長への相談と、選択肢は複数ある
  • 新人なら「育てるつもりで待つ」のも一つの付き合い方
  • 合う担当者に出会えれば、車選びはもっと安心で楽しいものになる

車は長く付き合う大切な相棒です。その相棒選びを任せる相手だからこそ、遠慮せず、自分に合った担当者を見つけてくださいね。

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この記事が参考になれば嬉しいです。楽しいカーライフをお過ごしください。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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