今クリーンディーゼルってどうなの?ディーゼルエンジンの魅力と今後の動向を元カーディーラー営業マンが解説

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皆さんこんにちは、元カーディーラー営業マンです。昨今の車の話題は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)がメインですが、一時期ヨーロッパを中心に広がっていたクリーンディーゼルは、今どうなっているのでしょうか?

一見すると、時代に逆らっているパワーユニットのように思えます。実際、2026年に入ってからは「ディーゼルのマツダ」が新型CX-5やMAZDA3・CX-30からディーゼルを外すという、象徴的なニュースもありました。

私自身、ディーゼル車を販売したことはありますが、自分で所有したことはありません。そこで今回は、クリーンディーゼルSUVを3台乗り継ぎ、年間約30,000km走っている職場の同僚に話を聞きました。さらに彼の実際の燃費をもとに、「ガソリン車との価格差を何kmで取り返せるか」まで計算しています。

先に結論を書いておきます。

  • 乗用車のディーゼルは、世界でも日本でも最盛期を過ぎて縮小している
  • 新車で選べる国産車は、大型SUV・クロカン・ピックアップ・デリカD:5にほぼ限られた
  • それでも年間1万km以上走り、高速道路をよく使うSUV・クロカン派には、今でも十分「あり」
  • 逆に、近所の買い物が中心で年5,000km程度なら、選ばないほうがいい

そもそも「クリーンディーゼル」とは?昔のディーゼルと何が違う

私が営業マンとしてディーゼル車を販売していたのは、かなり昔の話です。当時は今のように排ガスや環境問題が厳しくなく、ディーゼルエンジンはごく普通の選択肢のひとつでした。その代わり「音がガラガラうるさい」「マフラーから黒い煙が出る」というのが、ディーゼルの一般的なイメージだったと思います。

クリーンディーゼルは、ディーゼル本来の「燃費の良さ」と「力強さ」はそのままに、排ガスを大幅にきれいにしたディーゼルエンジンです。仕組みはおおまかに3段構えになっています。

場所やっていること減らすもの
① エンジンの中超高圧で燃料を霧のように細かく噴射し、何回かに分けて燃やす(コモンレール式)燃え残り(すす)と、燃焼温度の急上昇
② マフラーの途中(DPF)出てきたすすをフィルターで捕まえ、たまったら高温で焼き切る黒い煙のもと(PM)
③ マフラーの途中(触媒)尿素水(アドブルー)を吹きかけるなどして、窒素酸化物を窒素と水に分解する大気汚染のもと(NOx)

③のやり方はメーカーによって違います。尿素水を使う「尿素SCR」方式の車は、アドブルーの定期的な補充が必要です。一方、マツダはエンジン側の工夫で尿素水を使わずに国内の規制をクリアしているため、補充は要りません。この違いは後ほど詳しく書きます。

後で登場する同僚は、今のクリーンディーゼルの排ガスのきれいさを「マフラーから出る排気ガスが白いズボンのすそに当たっても、黒くならない」と表現していました。昔のディーゼルを知っている世代には、これが一番わかりやすい説明かもしれません。

世界と日本で、ディーゼルは今どうなっている?

ヨーロッパ|新車の半分以上から、1割を切るまでに

クリーンディーゼルの本場はヨーロッパでした。一時は新車販売の半分以上をディーゼルが占めていたほどです。

流れが変わったのは2015年。フォルクスワーゲンが排ガス試験で不正を行っていたことが発覚した、いわゆる「ディーゼルゲート」です。その後、排ガス規制の強化や都市部への乗り入れ規制が進み、ディーゼルは急速に敬遠されるようになりました。欧州自動車工業会(ACEA)の集計では、EUの新車に占めるディーゼルの割合は2025年に8.9%、2026年上半期には7.5%まで下がっています。

パワートレインEUの新車シェア(2026年上半期)
ハイブリッド車37.3%
ガソリン車22.2%
電気自動車20.7%
プラグインハイブリッド車9.8%
ディーゼル車7.5%

かつての主役は、今や5番手です。代わりにトップに立ったのは、日本のお家芸ともいえるハイブリッド車でした。

なお2025年12月、欧州委員会は「2035年にエンジン車の新車販売を事実上禁止する」という方針の見直しを発表しました。CO2を2021年比で90%減らしたうえで、残りを合成燃料(e-fuel)やバイオ燃料などで埋め合わせることを条件に、2035年以降もエンジンを積んだ車の販売を認めるという案です。ただ、これで息を吹き返すのは主にハイブリッド車やプラグインハイブリッド車で、ディーゼル乗用車が再びヨーロッパの主役に戻るとは考えにくいのが現状です。

日本|ハイブリッドが6割、ディーゼルは4.5%

日本ではヨーロッパほど爆発的には普及しませんでしたが、マツダを筆頭に根強いファンを獲得してきました。ただ、新車販売の中心は完全にハイブリッドへ移っています。

登録車(軽自動車を除く)の内訳2020年度2025年度
ガソリン車54.6%30.5%
ハイブリッド車37.9%61.1%
ディーゼル車6.1%4.5%

※2026年5月の自動車専門メディアの報道より

同じ報道によると、2025年度に国内で売れたディーゼル車の内訳は、輸入車29%・マツダ25%・三菱24%・トヨタ22%。国産でディーゼル乗用車を作っているのは、実質この3社だけです。

2026年、「ディーゼルのマツダ」が大きく方針転換

今年いちばん大きな出来事が、マツダの動きです。2年足らずの間に、主力車種から次々とディーゼルが外れました。

時期出来事
2024年9月MAZDA2の1.5Lディーゼルが国内向け生産終了
2026年2月1.8Lディーゼルを積んでいたCX-3(日本仕様)が生産終了
2026年5月新型CX-5(3代目)発表。ディーゼルの設定なし(2.5Lガソリンのマイルドハイブリッドのみ)
2026年7月MAZDA3・CX-30の改良で1.8Lディーゼルを廃止(8月から新仕様)

これでマツダのディーゼルは、CX-60・CX-80に積まれる3.3L直列6気筒に集約されつつあります。

理由は公式には詳しく語られていませんが、厳しくなり続ける排ガス規制への対応コストに対して、小さな排気量のディーゼルでは販売台数が見合わなくなった、というのが大方の見方です。報道によれば、CX-5の日本国内での販売は生産全体の約8%で、ディーゼルはその半分、つまり全体の約4%に過ぎなかったそうです。日本では人気でも、世界全体で見ると少数派だったわけです。

2026年9月時点、新車で買える国産ディーゼル乗用車

メーカー車種エンジンアドブルー
マツダCX-603.3L 直列6気筒ターボ(マイルドハイブリッド仕様あり)不要
マツダCX-803.3L 直列6気筒ターボ(マイルドハイブリッド仕様あり)不要
トヨタランドクルーザー2502.8L ターボ必要
トヨタランドクルーザー3003.3L V6ツインターボ必要
トヨタランドクルーザー702.8L ターボ必要
トヨタハイラックス(2026年5月に新型)2.8L ターボ+マイルドハイブリッド必要
三菱デリカD:52.2L ターボ必要
三菱トライトン2.4L ターボ必要
  • 商用バン(ハイエース・キャラバンなど)は除いています
  • 旧型CX-5(2.2L)のディーゼルは段階的に受注が終わっており、新車で手に入るかは販売店での確認が必要です
  • ネット上の一覧記事には、すでに生産を終えたMAZDA2・MAZDA3・CX-30・CX-3のディーゼルや、グランエース(2024年4月生産終了)が載ったままのものがあります。気になる車は、メーカー公式サイトか販売店で最新の状況を確認してください

この表を見ると、はっきりした傾向があります。コンパクトカーやセダン、街乗り中心のSUVからはディーゼルが消え、「大きい・重い・遠くへ行く・荷物を積む」車だけに残ったということです。輸入車にもディーゼルを残しているブランドがあり、先ほどの通り国内で売れるディーゼル車の約3割は輸入車です。

SUVそのものの人気の移り変わりはみんな大好きSUVの歴史と現状で解説していますので、あわせてどうぞ。

ディーゼルの本当の魅力は「トルク」|キャリアカーに毎日乗る私の実感

私が今、日常的にディーゼルエンジンに関わっているのは、新車の回送業務に使うキャリアカー(積載車)です。4,000ccのディーゼルエンジンで、車両重量は4.2トン以上(積載重量は3トンまで)荷台に車を載せれば、総重量はさらに増えます。

さすがに燃料はよく食い、70L程の軽油が2〜3日でなくなります。それでもこれだけ重い車体を毎日動かせるのは、ディーゼルが低い回転から大きな力を出せるからです。これがディーゼルの一番の持ち味である「トルク(粘り強さ)」です。

トラックやバス、建設機械にディーゼルが使われ続けているのには、はっきりした理由があります。

理由中身
低い回転からの大きなトルク重い荷物を載せても、発進や登り坂が苦にならない
燃費(熱効率)が良い同じ量の燃料で遠くまで走れる。年に何万kmも走る仕事では、燃料代がそのまま利益に響く
頑丈で長持ち高い圧力に耐えるため、エンジン自体が頑丈に作られている
電気では代わりが難しい大型トラックを電気で長距離走らせるには大量のバッテリーが必要で、その重さのぶん荷物が積めなくなる

ランドクルーザーやデリカD:5のような本格的なクロスカントリー車にディーゼルが残っているのも、同じ理由です。岩場や泥道をゆっくり力強く進む、キャンプ道具を満載する、トレーラーを引く——こうした使い方では、低い回転から力が出るディーゼルが今も理想的なエンジンとされています。ガソリンスタンドが少ない地域を長く走るなら、1回の給油で走れる距離が長いことも大きな強みです。

とはいえ、トラックと乗用車ではさすがに比較になりません。そこで、ディーゼル車に詳しく、実際に乗用車を所有して乗り込んでいる人を探していたら——いました!しかも、すぐ近くに。

【実例】クリーンディーゼルSUVを3台乗り継いだ同僚の本音

同じ職場のパートの方です。彼は県境を越えた隣の県から片道30kmかけて通勤していて、年間の走行距離は約30,000km。営業マン全盛期の私とほぼ同じ距離です。今乗っているマツダのクリーンディーゼルSUVは3台目で、5年ごとに乗り換えてきたそうです。

項目同僚の話
燃費(ふだん)約14〜16km/L
燃費(高速道路)約18km/L
ガソリン車との比較同じクラスのガソリンSUVより約20〜30%良い
静かさ・排ガス最近のクリーンディーゼルは静か。排ガスは白いズボンのすそに当たっても黒くならない
走りトルクがあって坂道もグイグイ走る。高速道路はターボでスムーズに加速し、巡航も静か
気をつける点車両価格がガソリン車より20万円以上高い。トヨタ・三菱の現行ディーゼルはアドブルーが必要で、軽油以外にもコストがかかる(マツダは不要)

私が一番「なるほど」と思ったのは、彼の使い方そのものです。片道30kmの通勤は、エンジンが十分に温まった状態で、一定の速度で走り続ける時間が長い。これはディーゼルが最も得意とする走り方で、後で書くDPF(すすのフィルター)のトラブルも起きにくい使い方です。3台続けて同じ選択をしているのは、それだけ満足しているということでしょう。

ガソリン車との価格差、何kmで取り返せる?同僚の燃費で試算してみた

ディーゼルとガソリンで迷ったとき、誰もが気になるのは「燃費が良いのはわかった。でも車両価格が20万円以上高いなら、結局どっちが得なの?」ということだと思います。そこで、同僚の燃費をもとにシンプルに計算してみました。

前提ディーゼルSUVガソリンSUV
燃料価格(2026年9月7日時点の全国平均)軽油 159.5円/Lレギュラー 170.0円/L
燃費15km/L(同僚の実燃費の中間)12km/L(ディーゼルが25%良いと仮定=同僚の話の中間)
1kmあたりの燃料代約10.6円約14.2円

1kmあたりの差は約3.5円。つまり車両価格の差20万円を燃料代で取り返すには、約5万7,000km走る必要があるという計算になります。これを年間の走行距離ごとに並べると、こうなります。

年間走行距離1年で浮く燃料代20万円を取り返すまで5年間で浮く燃料代
30,000km(同僚)約10.6万円約1.9年約53万円
10,000km約3.5万円約5.7年約17.7万円
5,000km約1.8万円約11.3年約8.8万円

同僚は2年足らずで価格差を取り返し、残りの3年分はまるまる得をしている計算です。一方で、年1万kmだと5年乗っても取り返せず、年5,000kmなら10年乗っても届きません。

5年で乗り換える人なら、年間およそ1万1,000km以上がひとつの目安になります。片道20km以上の通勤に毎日使う方や、週末ごとに高速道路で遠出する方なら、十分に届く距離です。

注意|軽油とガソリンの価格差は縮まっている

ひとつ知っておいていただきたいことがあります。以前は「軽油はガソリンより20円以上安い」と言われていましたが、今はその差が約10円まで縮まっています。2025年末にガソリンの暫定税率が、2026年4月には軽油引取税の暫定税率(1Lあたり17.1円)が廃止され、あわせて補助金の額も見直されたためです。

燃料価格の差が縮まるほど、元を取るまでの距離は長くなります。燃料価格は補助金や国際情勢で動きますので、上の試算はあくまで目安としてご覧ください。また、アドブルーの補充代やディーゼル用エンジンオイルの費用は、この計算に入れていません。

ハイブリッドと比べたら?

正直に書いておくと、燃料代だけで比べるなら、今はハイブリッドSUVも強力なライバルです。ディーゼルを選ぶ理由は「燃料代」だけでなく、重い車体を楽に走らせるトルク、高速道路での余裕、荷物や牽引への強さまで含めて考えるべきだと思います。燃料代そのものを減らすコツは、ガソリン代と高速代を年間3万円安くする方法でまとめています。

クリーンディーゼルが「向く人」「向かない人」

向く人

  • 年間1万km以上走る(片道20〜30km以上の通勤など)
  • 高速道路で遠出することが多い
  • SUVやクロカンにキャンプ道具を積む、トレーラーを引く、坂の多い地域に住んでいる
  • 長距離を走っても疲れにくい車がほしい

向かない人

  • 近所の買い物や送迎など、片道10分程度のチョイ乗りが中心
  • 年間の走行距離が5,000km前後
  • 車両価格の安さを最優先したい
  • とにかく静かさを最優先したい(最近のディーゼルは静かですが、アイドリング時などに特有の音や振動がゼロになるわけではありません)

チョイ乗りが苦手な理由|DPFにすすがたまる

ディーゼル車は走りながら、DPF(すすのフィルター)にたまったすすを排気の熱で自動的に焼き切っています。ところが、エンジンが温まる前に止めてしまうチョイ乗りばかりだと、この焼き切りが最後まで終わらず、すすがたまり続けます。そうなると警告灯がついたり、最悪の場合は修理が必要になったりします。

同僚の片道30kmの通勤が「理想的」なのは、まさにこの理由です。ディーゼルは「距離を走るほど得をして、調子も良くなる」エンジンだと覚えておいてください。

ディーゼルならではのメンテナンス

  • エンジンオイル:DPF付きのディーゼルに対応したもの(DL-1規格など)を使う。ガソリン車用とは別物です
  • アドブルー(トヨタ・三菱など):補充の間隔は車種や走り方で大きく変わるため、取扱説明書で確認を。ガソリンスタンドやカー用品店で買え、点検のついでにディーラーで補充してもらうこともできます
  • アドブルーは空にしない:残りが少なくなるとメーターに段階的に警告が出て、空になるとエンジンを再始動できなくなります。表示が出たら早めに補充してください

同僚のように5年ごとに乗り換えるなら、手放すときの下取り価格も大事です。査定の仕組みは下取り価格の謎|ディーラー査定の仕組みで詳しく解説しています。

「そのうち乗れなくなるのでは?」という心配について

ディーゼルの話をすると、必ず出てくるのがこの心配です。結論から言うと、今売られているクリーンディーゼル車が、ある日突然乗れなくなるような法律はありません。

乗れなくなるのは「古いディーゼル」

実際に乗れなくなるケースがあるのは、古い世代のディーゼル車です。「自動車NOx・PM法」により、埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・三重・大阪・兵庫の対策地域では、排出基準を満たさない古いディーゼル車は登録ができず、車検も通せません。トラックやバンだけでなく、ディーゼルの乗用車も対象です。さらに首都圏などでは、条例で古いディーゼルのトラックやバスの走行そのものを規制しています。

中古のディーゼル車を検討するときは、車検証の備考欄に「使用車種規制(NOx・PM)適合」と書かれているかを確認してください。この記載があれば、どの地域でも登録できます。販売店に聞けばすぐに教えてもらえます。

ディーゼルは11年目から自動車税が上がる

意外と知られていないのが税金です。自動車税は、登録から13年を超えたガソリン車と、11年を超えたディーゼル車に、おおむね15%の上乗せ(重課)があります。ディーゼルはガソリン車より2年早く上がるわけです。長く乗り潰すつもりの方は、頭に入れておいてください。

新車の選択肢は確実に減っていく

日本政府は「2035年までに乗用車の新車販売を100%電動車にする」という目標を掲げています。ここでいう電動車にはハイブリッドも含まれるので、エンジンそのものがなくなるわけではありません。ディーゼルも、新型ハイラックスやCX-60のようにマイルドハイブリッドと組み合わせる形で残っていく流れです。ただ、モーターを持たない純粋なディーゼル車の新車は、今後ますます選びにくくなるでしょう。

これからのクリーンディーゼルはどうなる?

分野これからの見通し
乗用車(コンパクト・セダン・街乗りSUV)ほぼ撤退。ハイブリッドや電気自動車に置き換わる
乗用車(大型SUV・クロカン・ピックアップ)マイルドハイブリッドと組み合わせながら存続
トラック・バスなどの商用車当面は代わりのきかない主役
燃料合成燃料(e-fuel)やバイオ燃料で、エンジンを使いながらCO2を減らす研究が進む

「どれか1つが他を全滅させる」のではなく、走る距離や使い方に応じて住み分けが進んでいく——というのが、今の自動車業界の現実的な見方です。その中でディーゼルは、「ハマる人にはとことんハマる、特定の使い方のためのエンジン」という位置づけになったと言えます。

電気自動車・ハイブリッド・ガソリン車のどれを選ぶかという大きな話は、結局、EV・HV・GVどれが正解?で私なりの答えを書いていますので、あわせてご覧ください。

まとめ|距離を走る人には、今でも「あり」

  • 乗用車のディーゼルは世界でも日本でも縮小。EUのシェアは2026年上半期7.5%、日本の登録車は2025年度4.5%
  • 2026年、マツダは新型CX-5・MAZDA3・CX-30からディーゼルを外し、3.3L直列6気筒に集約
  • 新車で買える国産ディーゼルは、CX-60・CX-80、ランドクルーザー3車種、ハイラックス、デリカD:5、トライトンにほぼ限られる
  • 同僚の燃費で試算すると、車両価格差20万円を取り返すのは約5万7,000km。年3万kmなら2年足らず、年5,000kmなら11年以上
  • チョイ乗り中心なら選ばない。DPFにすすがたまりやすい
  • 今のクリーンディーゼルが突然乗れなくなる法律はない。中古なら車検証の「NOx・PM適合」を確認

電気自動車やハイブリッド車が日の目を見る今ですが、同僚の話を聞いて、走行距離が多く高速道路も多用する、クロカンやSUVのアクティブな方には、クリーンディーゼルは今でも「あり」なのではと切実に思いました。

ただし、新車で選べる車種は年々減っています。「いつかはディーゼルのSUVに」と考えている方は、あまりのんびり構えないほうがいいかもしれません。

※車種のラインナップ、燃料価格、税制は2026年9月時点の情報です。購入前には、必ずメーカー公式サイトや販売店で最新の状況をご確認ください。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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