鈴鹿サーキットパークでオートキャンプをしよう‼|お盆の花火・プール・温泉まで楽しめる「ファミリーキャンプ」を元カーディーラー営業マンが体験解説

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皆さんこんにちは。元カーディーラー営業マンです。今年の夏は、ご家族やお友達とドライブや旅行を楽しめましたでしょうか?楽しかった思い出は一生の財産になりますので、愛車とともにどんどん築き上げていきましょう。

私の「車と夏の思い出」と言えば、コロナ禍前の2019年8月のお盆休みに、家族で行った鈴鹿サーキットパークのオートキャンプです。「鈴鹿サーキットでオートキャンプなんかできんの?」と思われる方も多いと思いますが、実はできるんです。しかも原則として通年営業。中でも、プールや花火、バイクのアトラクションがあるお盆休み期間が特にお勧めです。

この記事では、実際に泊まった体験談と、2026年時点の最新情報(料金・宿泊者特典・お盆のイベント)をあわせて解説します。先にお断りしておくと、私が行ったのは7年前なので、料金や施設は当時と変わっています。数字はすべて2026年9月時点の公式サイトの情報に置き換えていますが、予約前には必ず公式サイトで最新をご確認ください。

鈴鹿サーキットパークで「オートキャンプ」ができるって本当?

まず「オートキャンプ」とは、車をテントのすぐ横まで乗り入れて行うキャンプのことです。遠い駐車場から重い荷物を運ぶ必要がなく、使わない荷物は車に置いておけて、急な大雨や夜の寒さのときは車に避難できる。小さなお子さん連れのご家族やキャンプ初心者に一番向いているスタイルです。

鈴鹿サーキットには、遊園地(鈴鹿サーキットパーク)・ホテル・温泉と同じ敷地内に「ファミリーキャンプ」というオートキャンプ場があります。一般的なキャンプ場と違うのは、キャンプ場・遊園地・プール・温泉・本物のレーシングコースが全部徒歩圏にあること。「自然の中で静かに過ごす」キャンプではなく、「子どもと朝から晩まで遊び倒すための拠点」としてのキャンプ場です。

営業は原則として通年。ただし1月下旬〜2月上旬と6月中旬ごろに施設全体の点検休業があり、F1日本グランプリなどの大きなレースの時期は予約枠や営業形態が変わります。行きたい日程が決まったら、公式サイトの予約カレンダーで先に確認しておくと安心です。

【体験談】2019年のお盆、思い付きで行った鈴鹿サーキットキャンプ

正直に言うと、あのときは思い付きでした。お盆休みの直前に「鈴鹿でキャンプできるらしいぞ」と知って急いで予約したので、空いていたのはフリーサイトだけ。電源なし、日よけなし。そして鈴鹿の8月の夜は、気温も湿度もほとんど下がりません。夜は家族全員、汗だくで寝ていました。これが唯一の、しかし最大の反省点です(対策は後で詳しく書きます)。

それでも、この旅行は家族の中で今も一番の思い出です。翌年も予約しようと考えていたところコロナ禍で行けなくなり、あれから7年たった今も、当時まだ小さかった娘たちは「また鈴鹿に行きたい」と口をそろえて言います。

何がそんなに良かったのか。テントを張ったすぐそばに遊園地とプールがあり、歩いて行ける温泉があり、隣のサーキットからは車やバイクの爆音が聞こえてくる。そしてお盆期間限定ですが、毎夜サーキットで打ち上げ花火が上がり、イルミネーションをまとったバイクが走るショーがある。普通のキャンプ場では絶対に味わえない、非日常の時間をゆっくり楽しめるのです。

実務的なところでは、近所にイオンなどのスーパーがあって食材の買い出しに困らなかったのも助かりました。そして何より、テントとタープを張り終えたあとに飲む冷えた缶ビール。あれは本当に、最高に旨い。書いていてまた行きたくなってきました。

サイトの種類と料金|私の失敗から言う「夏は電源付き一択」

サイトは大きく「テント付き(設営済み)」と「区画サイト(持ち込み)」の2種類。2026年時点の公式サイトの料金(1区画あたり、シーズンで変動)をまとめます。

サイト料金の目安定員電源こんな人に
フリーサイト6,300円〜8名なし春・秋の涼しい時期。テント持ち込み派
電源付きサイト7,200円〜8名AC 20A夏・冬はこれ。扇風機・電気毛布が使える
電源・水道付きサイト8,400円〜8名AC 20A+水道洗い物が多いファミリー
らくらく電源付きサイト(テント設営済み)10,200円〜4〜5名AC 20Aキャンプ道具を持っていない初心者
ウッドデッキサイト(設営済み)11,400円〜4名AC 20A快適さ重視。夏はサーキュレーター付き
ウッドデッキサイト(テラス付)12,300円〜4名AC 20A一番の贅沢枠

チェックインは区画サイトが13:00〜、テント付きサイトが14:00〜。駐車は1区画につき1台分が無料で、2台目からは有料です。設営済みのウッドデッキサイトには、テント・シュラフ・テーブル・イス・ランタンに加えて、夏はサーキュレーター、冬はホットカーペットとヒーターまで付いてきます。

私からのお願いはひとつだけ。夏に行くなら、必ず電源付きサイトを取って、扇風機かサーキュレーターを持って行ってください。フリーサイトとの差は900円ほどです。この900円をケチって、私は家族全員を汗だくで寝かせました。冷房の効いた車に逃げ込むにも、エンジンをかけっぱなしにはできません。900円で家族の睡眠が買えるなら、安いものです。

泊まる人だけの特典が、この施設の本当の価値です

ファミリーキャンプの料金は一般的なキャンプ場より高めです。ただし、泊まる人だけの特典を全部使うと、日帰りで来るより結果的に得になる設計になっています。

  • ①パークチケットが宿泊者価格で買える:パークパスポート(入園+乗り放題)が宿泊者価格で4,300円〜(通常は4,800円〜)、入園券が1,800円〜(通常2,000円〜)。日程によって差額は変わります。
  • ②アーリーパークイン:日程限定で、一般の開園15分前にホテルゲートから入園できます。夏のプールの日よけ場所取りや、人気アトラクションの最初の1回で効きます。
  • ③天然温泉「THE SPA」が滞在中無料:ホテルの温泉施設を、チェックインからチェックアウトまで無料で利用できます(日帰り利用は大人1,200円)。徒歩で行けます。
  • ④駐車料金が無料:チェックイン日の朝からチェックアウト日の帰りまで無料(通常は1日1台1,000円)。

ここで絶対に覚えておいてほしい注意点があります。①の宿泊者価格のチケットは、現地の窓口やキャンプ場の管理棟では買えません。公式サイトで予約を済ませたあと、宿泊日の7日前から当日12:00までの間に、案内に従ってオンラインで事前購入する仕組みです。「現地で言えば安くしてくれるだろう」は通用しないので、予約後に届く案内メールを必ず確認してください。

▶鈴鹿サーキットパーク公式サイトはこちら

お盆がお勧めな理由|昼はプール、夜はサーキットで花火

夜:レーシングコースで4,000発の「HANABI祭」

毎年お盆の時期(2026年は8月11日〜14日)、本物のレーシングコースを舞台に「鈴鹿サーキット HANABI祭」が開催されます。19:00からの3部構成で、第1部がバイクのエキシビションマッチ、第2部が音楽に合わせて上がるミュージック花火(約4,000発)、第3部はホームストレートに降りて目の前で花火を見る「ストレートウォーク」。20:20ごろ終了です。

私の記憶に強く残っているのは、この第1部です。イルミネーションをまとったバイクがコースを走る光景は、車好き・バイク好きにはたまりません。そしてパークパスポートを持っていれば、有料観覧席(通常1,000円/席)に無料で入れます。宿泊者価格で買ったパスポートが、ここでも効いてくるわけです。

昼:夏限定の冒険プール「アクア・アドベンチャー」

夏の間だけ、流れるプール・波のプール・乳幼児向けの浅いプール・スライダーがそろった大きなプールエリアが開きます。プールと遊園地は直結していて、水着の上に羽織ってそのままアトラクションに行けるのも子連れには楽です。夏はプール付きのパークパスポート(通常6,000円〜)が用意されています。

ただし、お盆期間と8月の土日は年間で一番混みます。日よけスペースの取り合いになり、昼前後はレストランも長蛇の列。だからこそ「アーリーパークインで15分早く入って場所を取る」「昼食は11時前か14時以降にずらす」「有料のレストスペースを事前予約しておく」の3つが効きます。

大人も本気で楽しめる遊園地です

鈴鹿サーキットパークの特徴は、「乗せられる」のではなく「自分で操縦する」乗り物が多いこと。3歳くらいの子でも自分でハンドルやアクセルを操作できる乗り物があり、上手に運転できると自分の名前入りのライセンスカードがもらえます。これが子どもには効きます。うちの娘たちが7年たっても覚えているのは、たぶんこのカードのせいです。

そして大人。本格的なレンタルカートでタイムを競う乗り物や、2台が並走して速さを競うコースター、さらには本物のレーシングコースを電動マシンで自分の手で走れる体験まであります。「付き添いで来たけど自分が一番はしゃいでいた」というお父さんを、私はたくさん見ました。私もその一人です。

夏の鈴鹿は暑い|これだけは準備してください

鈴鹿市は盆地ではなく伊勢湾に面した平野ですが、海からの湿った空気でとにかく蒸し暑い。8月は夜も気温・湿度が下がらない日があります。私の汗だくの夜を繰り返さないための準備を挙げておきます。

  • 電源付きサイト+扇風機・サーキュレーター(何度でも言います)。予算が許せばポータブルクーラーも。
  • 熱中症対策グッズ:ハンディファン・冷感タオル・塩分タブレット・帽子・多めの飲み物。
  • 一番暑い昼前後はプールか屋内へ。テントの中は昼間、外より暑くなります。
  • 車のエアコンを事前点検:真夏の高速道路でエアコンが効かなくなると、それだけで旅行が台無しです。故障の前兆については真夏の炎天下、カーエアコンの故障の原因は?にまとめています。

正直に書く、メリットとデメリット

メリット

  • 遊園地・プール・温泉・キャンプ場が全部徒歩圏。疲れたらすぐテントに戻れるのは子連れには何よりの安心
  • 宿泊者特典(チケット割引・アーリーパークイン・温泉無料・駐車無料)が充実
  • 設営済みプランがあり、道具を持っていない初心者でも手ぶらで泊まれる
  • お盆は花火・バイクショー・プールが一度に楽しめる

デメリット

  • 料金は一般のキャンプ場より高め。公営のキャンプ場の2倍前後は覚悟してください
  • 「大自然の静けさ」はありません。サーキットの走行音や遊園地の音が聞こえます。私はあの爆音が好きですが、静かに過ごしたい方には向きません
  • お盆・GW・レース開催日は予約が取れない。私のように思い付きで動くと、フリーサイトしか残っていません
  • 宿泊者価格のチケットは事前オンライン購入のみ。現地窓口では対応してもらえません

車で行く家族キャンプの準備|元営業マンからの実務メモ

  • 荷物は思っているより多い。テント・タープ・寝具・クーラーボックス・調理道具にプール用品まで加わります。家族4人ならミニバンや背の高い車が本領を発揮する場面です。荷室の使い勝手で選ぶならお勧めミニバン8選もご参考に。
  • 高速代とガソリン代は事前に計算しておく。お盆は渋滞で燃費も落ちます。私が実践している節約術はガソリン代と高速代を年間3万円安くする方法にまとめました。
  • 場内は徐行(時速10km以下)。子どもが飛び出してきます。夜の車のドアの「バタン」も周りのテントに響くので、夜間の車の出入りは最小限に。
  • 冬に行くなら冬タイヤを。鈴鹿は温暖ですが、真冬の早朝・夜間は路面が凍ることがあります。スタッドレスの選び方はスタッドレスタイヤはブリザックが支持される本当の理由で解説しています。

予約の流れ|キャンプ場の予約は「公式サイトだけ」

ここは間違えやすいので整理します。ファミリーキャンプ(サイトの予約)は、鈴鹿サーキットの公式サイトからしか予約できません。アソビューなどの予約サイトでは、キャンプ場の予約はできません。

  • ①公式サイトの「ファミリーキャンプ」ページから空室検索へ進む
  • ②日程・人数を入れると、その日に空いているサイトと正確な料金が出る
  • ③予約完了後、宿泊日の7日前から当日12:00までに、案内に従って宿泊者価格のパークチケットをオンラインで購入する
  • ④当日、区画サイトは13:00〜、テント付きサイトは14:00〜チェックイン

日帰りでパークだけ行くなら

「キャンプはちょっとハードルが高いけど、遊園地とプールは行ってみたい」という方も多いと思います。その場合はアソビューなどの前売り電子チケットが便利です。スマホで買ってそのままゲートに直行できるので、混雑日にチケット売り場の列に並ばずに済みます。

ただし正直に書いておくと、キャンプやホテルに泊まる人は、公式予約後に案内される宿泊者価格のほうが得です。前売りサイトはあくまで日帰りの方向け。また、日時指定のチケットはキャンセルできない場合があるので、天気が読めないときは購入のタイミングに気をつけてください。

「鈴鹿サーキットパークの前売りチケットをアソビューで見る」

まとめ|思い出は、愛車と一緒に作るもの

鈴鹿サーキットのファミリーキャンプは、「静かな自然を味わうキャンプ」ではありません。子どもと一緒に、遊園地・プール・花火・温泉を朝から晩まで全力で楽しむための拠点です。そう割り切れるご家族には、これ以上ない場所だと思います。

  • 予約は公式サイトのみ。お盆は早めに
  • 夏は電源付きサイト+扇風機。私と同じ失敗をしないでください
  • パークチケットは予約後に宿泊者価格でオンライン購入。現地窓口では買えない
  • 温泉無料・駐車無料・アーリーパークインを全部使う
  • お盆なら、パスポートで花火の有料観覧席に無料で入れる

私の家族にとって、あの汗だくの夜さえ含めて、2019年の鈴鹿は最高の夏でした。また行きたくなりました。皆さんもぜひ、愛車に荷物を積み込んで行ってみてください。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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