ゲリラ豪雨でもしっかり止まりたいならヨコハマBluEarth(ブルーアース)がお勧め‼|エコピアと使い比べた元営業マンが解説

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「タイヤなんて、どれも同じでしょ?」——そう思っていませんか?

こんにちは。元カーディーラー営業マンです。ディーラーで営業をしていると、実は「雨の日に滑ってヒヤッとした」という相談を本当に多く受けます。そしてタイヤ選びに悩むお客様の9割は、「性能の違いがよく分からない」「高いタイヤを買わされて後悔したくない」という不安を抱えています。

以前ブリヂストンのエコピアを「高品質でリーズナブルなオールマイティタイヤ」としてご紹介しましたが、実は私が自分の営業車に、エコピアと交互に入れ替えて使っていたもう一つのタイヤがあります。それがヨコハマタイヤのBluEarth(ブルーアース)シリーズです。

カーディーラー営業マンの営業車は、年間20,000〜30,000km走ります。通勤メインの方よりはるかに走るぶん、タイヤ交換のサイクルも短く、性能は仕事道具としてシビアに観察していました。その経験から、ウェット性能(突然のゲリラ豪雨など)に特に強いブルーアースを今回ご紹介します。

ヨコハマタイヤってどんなメーカー?

ブリヂストンが世界の頂点を争う「巨大巨人」だとすれば、ヨコハマタイヤ(横浜ゴム)は「世界トップ10の常連であり、尖った性能で世界をリードする実力派」という立ち位置です。

  • 世界シェア第8位(約3%前後):トップ3(ミシュラン・ブリヂストン・グッドイヤー)が突出する中、ピレリやハンコックと中堅上位を争う規模
  • 日本国内シェア第3位(約10〜15%):1位ブリヂストン、2位住友ゴム(ダンロップ)に次ぐポジション
  • 「ウェット性能」の技術は世界トップレベル:濡れた路面でしっかり止まるゴム技術(オレンジオイル配合技術など)で世界屈指の評価。「雨の日の安心感」という単一性能なら、世界王者クラスにも引けを取りません
  • 「ADVAN」ブランドの世界的知名度:フラッグシップのADVANは世界のモータースポーツで採用され、欧州プレミアムカーの新車装着タイヤにも標準採用。海外の車好きからも高いリスペクトを集めるブランドです

ブルーアース最大の武器は「雨の日のブレーキ」

ブルーアースの一番のおすすめポイントは、ウェットグリップ性能で最高ランク「a」を獲得しているモデル・サイズが圧倒的に多いことです。タイヤには国の基準で「雨の日の滑りにくさ(ウェットグリップ性能)」の等級(a〜dの4段階)があり、ブルーアースは主力モデルのほぼ全サイズで最高評価「a」を取っています。

「a」と「b」の差は、車半分〜1台分の停止距離

「たかが1ランクの違い」と思われがちですが、時速100kmからの雨天フルブレーキでは数メートル(車半分〜1台分)の差が出ると言われます。この数メートルが、事故を防ぐ差になるのです。

タイヤは摩耗すると雨に弱くなる。だから「最初からa」を選ぶ

もうひとつ大事な視点があります。タイヤは減っていくと排水性が落ち、雨の性能は新品時より確実に低下します。新品時に「a」評価のタイヤなら、3年後・4年後もある程度のウェット性能を維持できます。つまり「最初からaを選ぶ」ことは、長期的な安全の確保でもあるのです。

【あなたの車はどれ?】タイプ別ブルーアースの選び方

ブルーアースは車のタイプ別にモデルが分かれています。選び方は簡単です。

①ミニバン・SUVなら「BluEarth-RV RV03」

ヴォクシー、セレナ、CX-5など、車高が高い車に乗っているファミリー層には一択でこれ。ミニバン特有の「外側だけ削れる(偏摩耗)」を防いで長持ちし、カーブや横風でのフラつきも抑えます。静音性が高いので、「後部座席のお子さんが車酔いしやすい」というご家庭にも一番喜ばれるタイヤです。ミニバン選びについてはお勧めミニバン8選もどうぞ。

②軽ハイトワゴンなら「BluEarth-RV RV03CK」

N-BOXをはじめとする背の高い軽自動車専用の設計です。軽ハイトワゴンはその形状ゆえにフラつきやすく偏摩耗もしやすいので、専用タイヤの意味は大きいです(軽ハイトワゴンの人気事情はこちらの記事で解説しています)。

③セダン・ワゴン・高速をよく使うなら「BluEarth-GT AE51」

ハンドルを切ったときの手応えがしっかりしていて、高速道路でのレーンチェンジや雨の日の高速ドライブでも車がピタッと安定します。長距離運転の疲れ方が全く違うので、通勤で高速を使う方、ドライブ好きの方向きです。

④予算重視・街乗りメインなら「BluEarth-Es ES32」

「海外製の格安タイヤは少し心配。でも予算はできるだけ抑えたい」という方への最適解です。普段の買い物や送迎メインなら、十分すぎる性能と耐久性を持った、信頼の国産クオリティです。

永遠のライバル対決|ブルーアース vs エコピア

ディーラーの現場において、ブリヂストンの「エコピア」とヨコハマの「ブルーアース」は必ずバッティングする永遠のライバルです。私は両方を営業車で使い込んだうえで、お客様の「重視する軸」に合わせて勧め分けていました。

比較項目ヨコハマ:BluEarthブリヂストン:ECOPIA
一番の強み雨の日の安心感(ウェットブレーキ性能)燃費の良さ&摩耗のしにくさ(ロングライフ)
ウェットラベリング最高ランク「a」獲得サイズが圧倒的に多い主力のNH200は「b」が中心
走りの質感安定感・どっしり感・静粛性(特にミニバン系)軽やかさ・転がりの良さ・耐摩耗性
こんな人に推奨雨の日の運転が怖い/家族を安全に乗せたい走行距離が長い/給油回数・出費を抑えたい

雨のブレーキ重視なら、迷わずブルーアース

エコピアもバランスの良い素晴らしいタイヤですが、雨の性能(ラベリング)で比べるとブルーアースに軍配が上がります。「ゲリラ豪雨でもしっかり止まりたい」「家族が雨の日に運転するのが心配」という方には、一番安心してお勧めできるタイヤです。

燃費・タイヤの寿命重視なら、エコピア

一方、年間走行距離が多くてタイヤを長持ちさせたい・ガソリン代を浮かせたい方にはエコピアが強い。ブリヂストンが得意とする「耐摩耗性」と「転がり抵抗の少なさ」はトップクラスで、毎日距離を走る方ならトータルコストで魅力的です。このあたりはエコピアの記事で詳しく書いています。

人気サイズ「205/60R16」でガチンコ比較

ヴォクシー、ノア、ステップワゴンなどの人気ミニバンでよく使われるサイズ「205/60R16」で、両者を直接比較してみます。

比較項目BluEarth-RV RV03ECOPIA NH200
タイヤタイプミニバン専用低燃費タイヤ標準低燃費タイヤ
ウェットグリップ性能a(最高評価)b
転がり抵抗性能AAA
耐ふらつき(剛性)★★★★★(ミニバンの横揺れに強い)★★★☆☆(標準的)
耐偏摩耗(片減り)★★★★★(外側の減りを抑える専用構造)★★★★☆
ロードインデックス96H XL(高荷重対応)92H(標準規格)

ネット通販(価格.com、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)での価格相場の目安はこちらです。

モデル名1本あたりの最安〜平均価格4本セットの平均価格目安
BluEarth-RV RV03約12,000円〜14,500円約50,000円〜58,000円
ECOPIA NH200約14,000円〜16,500円約58,000円〜65,000円

※価格は記事執筆時点のネット通販相場の目安です。サイズや時期により変動しますので、購入前に必ず最新価格をご確認ください。

注目すべきは、ネット通販相場ではブルーアースRV03のほうが4本セットで約8,000円〜10,000円ほど安く手に入るケースが多いことです。「ミニバン専用設計」で「雨に一番強いランクa」を獲得していながら手頃——コスパの観点からも、ミニバンユーザーにはRV03をお勧めします。

車種別のおすすめまとめ

  • ヴォクシー/ノア/ステップワゴン/セレナ等のミニバン:ブルーアースRV03がおすすめ。車高が高いミニバンに標準タイヤを履かせるとフラつき・偏摩耗が起きやすいのに対し、RV03は「フラつき抑制」「偏摩耗対策」「雨のブレーキa」「後席の静かさ」がすべて揃います
  • プリウスα/セダン/ワゴン系:雨の安全重視ならRV03、燃費重視ならエコピア。背の低い車にRV03を履かせても全く問題なく、走りはむしろ滑らかで安定します

シリーズ全体で見ても「雨のa」はブルーアースが圧倒的

最後に、シリーズ全体での最高ランク獲得状況を比較します(記事執筆時点の現行主力モデル中心の比較です)。

比較項目BluEarthシリーズECOPIAシリーズ
ウェット最高評価「a」主力(RV03、GT AE51、XT AE61等)のほぼ全サイズで獲得現行主力(NH200/NH200C)はほぼ「b」。「a」はフラッグシップの限定モデルなどごく一部
転がり抵抗最高評価「AAA」一部の燃費特化モデルのみ(※その場合ウェット性能は下がる)一部の限定モデルのみ(現行NH200は「AA」「A」が主流)

ここには理由があります。タイヤのゴムは「滑りやすくして燃費を稼ぐ(AAA)」と「路面に食いつかせて止まる(a)」という相反する性能を求められるからです。エコピアは「低燃費とロングライフ」に重点を置いた設計が多く、ブルーアースは「燃費(A)をしっかり確保しつつ、雨のブレーキ(a)を最優先する」というチューニング。どちらの思想も正しいのですが、日本のゲリラ豪雨を考えると、「ウェットa」がズラリと並ぶブルーアースの安心感が際立ちます。

エコピアでウェット「a」を探すと特定モデル・サイズに限定されますが、ブルーアースなら自分の車に合うサイズを選ぶだけで、自然と最高ランク「a」の雨天ブレーキ性能が手に入る。これがヨコハマを選ぶ一番の安心感です。

まとめ|雨の日の「あと数メートル」に投資する価値

  • 「ゲリラ豪雨でもしっかり止まりたい」「家族を安全に乗せたい」→ ブルーアース
  • 「走行距離が長い」「燃費とタイヤの持ちを最優先」→ エコピア
  • ミニバン・軽ハイトワゴンには専用設計(RV03/RV03CK)が偏摩耗・フラつき対策としても効果大
  • タイヤは摩耗すると雨に弱くなる。だから新品時に「a」を選ぶことが長期的な安全につながる

タイヤは唯一、車と路面を接している部品です。雨の日にあと数メートル手前で止まれるかどうかは、タイヤ選びで決まります。エコピアと交互に使い比べてきた元営業マンとして、雨の安心を重視する方には自信を持ってブルーアースをお勧めします。タイヤの寿命や交換時期が気になる方は、オールシーズンタイヤとスタッドレスの比較記事もあわせてどうぞ。

▶「タイヤはどこで買うのがお得?についてはこちらの記事で詳しく解説しています」

▶ 雨のブレーキではなく「静かさと乗り心地」を最優先したいという方には、ブリヂストンの最高峰レグノという選択肢もあります。→ ブリヂストンの最高峰タイヤ「レグノ」その実力を元カーディーラー営業マンが解説


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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