再雇用のリアル 私の立ち位置は・・・元カーディーラー営業マンが語る定年後の本当の話

再雇用のリアル
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「定年後の再雇用って、実際のところどうなんだろう?」
現役で働いている方にとって、この疑問は切実ですよね。給料はどのくらい下がるのか、仕事内容はどう変わるのか、精神的にはどうなのか……。ネットで調べても、制度の説明ばかりで「実際に再雇用で働いている人のリアルな声」はなかなか見つかりません。

私は今から約3年前に、35年以上勤めたカーディーラーで定年を迎えました。後任の営業マンに約半年かけてお客様の引き継ぎを行い、そこから再雇用の道を歩んでいます。現場を離れてみて初めて分かったこと、想像と違ったことが本当にたくさんありました。

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この記事では、これから定年を迎える方、定年後の再雇用に興味がある方へ向けて、私のリアルな体験をお伝えします。制度の話だけでなく、お金のこと・仕事内容の変化・気持ちの変化・生活の見直し方まで、正直に書いていきます。

再雇用で給料は実際どれくらい下がるのか

① 基本給は約40%下がるのが基本ライン

まず一番気になるお金の話から。私の場合、再雇用になって基本給は約40%減になりました。移動する部署や職種にもよりますが、2023年度の再雇用ではこれが基本的な数字だったと思います。

ちなみに2025年4月から制度が改正されて、減額の上限が約35%までに緩和されています。これから再雇用になる方は、少し条件が良くなっていますね。

② 高齢者雇用給付金が2ヵ月に1回国から出る

下がった基本給に対して、国から「高齢者雇用給付金」が支給されます。私の場合、下がった基本給×15%が2ヵ月に1回振り込まれていました。(こちらも2025年4月から10%に改正されています)

これは正直、かなりありがたい制度です。知らないで再雇用になる方もいらっしゃるので、人事の方に確認してみることをお勧めします。

③ 残業しても手取りは増えにくい落とし穴

ここが盲点でした。残業をすれば会社からは残業代が出ますが、その分だけ高齢者雇用給付金がカットされる仕組みになっているんです。

私も実際に残業してみて初めて気づきました。私の場合、月に25時間以上残業しないと、実質の手取り額は増えない計算になるんです。「せっかく残業しても給付金が減るだけ」という状況は、モチベーションにも影響します。

だからこそ、再雇用になったら「残業はしない方がトータルで得」という発想に切り替わります。これは現役時代には想像できなかった感覚です。

④ 各種手当が基本給に含まれる形になる

給料の内訳も大きく変わります。現役時代は営業のインセンティブ(新車販売分、自動車保険獲得分、車検点検獲得分など)がありましたが、再雇用ではこれらが当然なくなります。

さらに私の場合、通勤手当・家族手当・住宅手当・携帯電話手当などが基本給に含まれる形になりました。これは会社の賃金設計によりますが、手当が別枠でなくなることで「明細がシンプルになる」一方、トータルの支給額は分かりにくくなる面もあります。

⑤ 賞与・決算手当はもらえる

安心材料として、賞与や決算手当は再雇用でも支給されます(会社による)。金額は現役時代より下がりますが、これがあるかないかで年収は大きく変わるので、定年前に必ず確認しておくべきポイントです。

仕事内容はここまで変わる:直接部門から間接部門へ

私は営業(直接部門)から、新車の受入・回送(間接部門)に職種が変わりました。同じような変化を経験する方は、最初は戸惑うと思います。

営業マンは自分のペースで利益を上げて会社に貢献する、半ば個人事業主に近い立場です。対して間接部門は、自分のペースで利益を上げることはなく、会社の業務の流れに沿って動く立場になります。

ある意味、責任は軽減されます。しかし引き継ぎをしっかりやったことで、お客様からの携帯電話への連絡も減り、少し喪失感を感じる瞬間もありました。「あ、もう自分は現場の人間じゃないんだな」と実感する瞬間です。

でも、間接部門にもやるべきことはたくさんありました。現役時代の経験を活かせる場面が、思った以上にあったんです。

私が間接部門でやったこと

① 事務所の掃除・整頓・作業効率アップ
異動した事務所が正直かなり汚かったので、まず徹底的に掃除と整頓をしました。「新人がいきなり口を出すのか」と思われないように、黙々と自分の手でやる。これが意外と効きます。

② 帳票の統合で無駄をなくす
営業マンからの下取車の回送依頼用紙と、中古車センターの入庫用紙を共有して1枚にまとめました。同じ情報を2回書いていた無駄をなくしたんです。現場の営業マン経験があるからこそ気づけた改善点でした。

③ 新車回送のタイミング変更
今までは納車の7日前でも回送していたので、各拠点の駐車場は常に混雑していました。これを納車3日以内に回送に変更したところ、駐車スペースに余裕が生まれ、作業効率もアップしました。

④ お客様都合で回送の優先順位を変更
今までは回送側の都合で順番を決めていましたが、お客様の納車希望日に合わせて優先順位を柔軟に変更するようにしました。営業マン時代にお客様の気持ちを身をもって知っていたからこその改善です。

間接部門でも、営業マン目線を持ち込むことで改善できることはたくさんあります。これは再雇用で職種が変わる方全員にお伝えしたいポイントです。

再雇用で気を付けたこと3つ

① かつての後輩が上司になる現実を受け入れる

再雇用でよくあるのが、かつて自分が指導していた後輩が上司になることです。プライドが邪魔をして素直に指示を聞けないと、お互いにやりにくくなります。

私は意識して、今までの経緯や変なプライドを捨てて、新人として仕事をするように心がけました。「ベテラン面をしない」「教わる姿勢を忘れない」。これだけで人間関係が驚くほどスムーズになります。

② 社員同士の距離感を今まで以上に考える

人によって心地よい距離感は違います。現役時代は勢いで話せたことも、再雇用の立場ではちょっと引いたくらいがちょうどいい。

「親しみやすいベテラン」を目指すか、「静かに仕事する先輩」を目指すかは自分次第ですが、相手との距離を相手に合わせて変える柔軟さが大事だと実感しました。

③ 単調な仕事の中でも効率アップを考える

今までの営業とは違い、再雇用の仕事は単調になりがちです。でも、単調だからこそ細かい改善ができる余地があります。

「この動線を変えたらもっと早い」「この書類を共通化したら無駄が減る」。そういう視点を持ち続けるだけで、日々の仕事が楽しくなります。

再雇用は「ボーナスタイム」だと気づいた

再雇用になると、今までの仕事のプレッシャーや責任感からかなり解放されます。残業すれば給付金がカットされるので、自然と残業はなくなります。休日もきっちり取れる。精神的にも体力的にもグッと楽になります。

私は60歳~65歳の再雇用期間を、自分の時間が取りやすくなるボーナスタイムだと捉えています。今まで忙しくて出来なかったことに挑戦できる体力も、まだ充分にあるからです。

例えば、こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

  • 早起きして近所を散歩する
  • 自転車で少し遠くの街まで散策してみる
  • 近所の図書館に行ってみる
  • 今までやれなかった趣味を再開する
  • 新しい学びにチャレンジする

現役時代は「時間がなくて出来ない」言い訳が通用しましたが、再雇用では時間はあります。言い訳せずに一歩踏み出すのが大事です。

収入減に対応する生活の見直し方

収入が下がり、自由な時間が増える再雇用期間。ここで大事なのが無駄な出費を見直して、生活水準を調整することです。難しい節約術ではなく、誰でもすぐできることから始めるのがコツです。

① 携帯電話を格安SIMに変更する

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大手キャリアから格安simに変えるだけで、月5,000円以上の節約になることもあります。年間で6万円以上。再雇用の身にとってこれは大きい。私も変更しましたが、使い勝手はほとんど変わりませんでした。私のお勧めは日本通信sim「合理的みんなのプラン」20GB、通話5分かけ放題1,390円(税込)です。家族3人使ってもなんと4,170円(税込)です。*電波の混み合う時間帯(平日のpm12:00~1:00や夕方)はデータ通信遅いですがYouTube等見えます。Wi-Fiがあれば何も問題ありません。

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自分で格安simへの交換が面倒な方や、やはり実店舗が無いと不安な方は楽天モバイルがお勧めです。自宅にWi-Fi環境不要で高速データ通信無制限、パソコンへのテザリングも可能で3,278円(税込)はまさに最強プランです。最近はアンテナも増えてきて電波も安定して来てますが、念のためご自宅の立地状況等の電波状態を店舗で確認すれば安心です。

② 無駄な生命保険を見直す

現役時代に入った生命保険、そのまま続けていませんか?子どもが独立している、住宅ローンが完済しているなら、大きな死亡保障はもう不要のケースが多いです。

保険の見直しは勇気が要りますが、「今の自分に本当に必要な保障か」を冷静に考えると、解約・減額できる保険が意外とあるものです。

③ サブスクは必要なものに絞る

動画配信・音楽・雑誌読み放題・食事系……気づいたらサブスクだらけになっていませんか?私のルールは「1件加入したら1件解約する」です。

これだけでも、気づかない間に月数千円、年間数万円の固定費カットになります。

まとめ:再雇用の5年間は人生の準備期間

私の経験から言えることをまとめます。

  • 基本給は40%ほど下がるが、給付金制度がある
  • 残業しても手取りは増えにくい(給付金がカットされる)
  • 間接部門でも営業マン目線で改善できる仕事はたくさんある
  • かつての後輩が上司になる現実を受け入れる
  • 精神的・体力的に楽になる「ボーナスタイム」と捉える
  • 収入減に合わせて固定費を見直す
  • 家の不用品をメルカリ等のフリマサイトで売ったり、ブックオフなど利用して断捨離する。

多くの方が選択する年金受給開始までの5年間を、次の人生の準備期間と考えると気持ちが楽になります。まだまだ体も頭も動きますから、新しいことにどんどんチャレンジすべきです。私もこうしてブログ執筆に挑戦しています。

65歳以降も、楽しみながら働ける道を探していきたいと思っています。定年はゴールじゃなく、次のステージのスタートラインです。

この記事が、これから再雇用を迎える方、すでに再雇用で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。何かご質問やご自身の経験談があれば、コメント欄でぜひお聞かせください!

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この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)
35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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