再雇用前にやっておけばよかった3つのこと|63歳・元カーディーラー営業マンの後悔と気づき

再雇用のリアル
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皆さんこんにちは。久しぶりの「再雇用のリアル」シリーズの記事です。早いもので、私が再雇用で出向となり3年目の初夏を迎えました。半年ほどお客様の引き継ぎ期間がありましたので、現役の営業現場から離れて約2年6ヶ月になります。

この3年弱の間に、自動車業界もゆっくりですが確実に変化しているのが良く解ります。現役から一歩下がった目線で見るからでしょうか?終身雇用の崩壊、ジョブ型雇用化、コンプライアンスの厳格化、EVシフトの失敗、業務のDX化、車のIoT化、30年ぶりのインフレによる車両価格の大幅値上げなど、昭和・平成ではなかなか経験出来ない事が今起きています。

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この変動の時代に、私が再雇用前にやっておけば良かったと思う事が3つあります。同年代の方、これから定年・再雇用を迎える方の参考になれば嬉しいです。


後悔①:もっと早くパソコン・ITに向き合っておけば良かった

1つ目はパソコンです。若い時はITには全く興味が無く、趣味の釣りと仕事ばかりでした。今の若い世代もスマホが主体でパソコン離れが進んでいるようですが、私よりは遥かにマシでしょう。

自分のパソコンもWindows98くらいから所有していましたが、当時の釣り仲間や船頭さんのBBS(掲示板)を見る程度でした。もう少しITに向き合っていたら、再雇用後の選択肢も広がっていたかもしれません。

これからの時代はITなしでは発展しない

これからの仕事は、ITなしには発展がないと言っても過言ではないと思います。特に最近のAIの進化には驚きを隠せません。体力的には日々衰えていきますので、在宅ワークでITを駆使して仕事をしている方には素直に憧れます。

今の時代、SNSやITリテラシーは強力な武器です。私も遅ればせながら、日々パソコンと格闘しております。このブログを書いていることも、そのささやかな挑戦の一つです。

50代のうちにやっておきたかったこと

  • ExcelやWordの基本操作を体に染み込ませる
  • タイピング速度を上げておく(業務効率が段違い)
  • クラウドサービス(Googleドライブ等)に慣れておく
  • SNSを「情報収集ツール」として使いこなす
  • AI(ChatGPT・Claude等)を触ってみる

50代でも遅くありません。再雇用後・定年後の働き方の選択肢を広げる意味でも、今のうちに少しずつ慣れておくことを強くおすすめします。

63歳の私が今、実際にやっていること

偉そうに語っていますが、私自身まだまだ初心者です。それでも、再雇用になってからは意識して以下のことに取り組んでいます。ブログ運営、AIとの対話練習、ネットでの情報収集、簡単な画像作成など、現役時代の自分が見たら驚くようなことを毎日やっています。最初の数ヶ月は本当に苦痛でしたが、半年もすると少しずつ「触るのが楽しい」と思える瞬間が出てきました。年齢を理由に諦めるには、まだまだ世の中は面白いです。


後悔②:もっと本を読んでおけば良かった

2つ目は、もっと本を読んでおけば良かったことです。現役時代は仕事柄、会社の経営者や役員、開業医の方と商談する事も多くありました。車の事でしたら私の知識でも充分対応出来たでしょうが、一人の人間としては、そのクラスの方から見れば物足りなさを感じたと思います。

「まだ若いから」とこちらに歩み寄ってくれたのでしょう。器の大きい方に助けられた過去に、感謝しかありません。

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本はわずか1,500円〜2,000円の自己投資で、著者が長年にわたりまとめたノウハウが手に入ります。Amazonなどの中古本ならもっと安く手に入りますし、図書館なら無料です。

YouTubeなどで有益な情報を無料で配信してくれるチャンネルもあり、本人次第で学びの方法は沢山あります。要は「やるかやらないか」だけ。私はそこに気づくのが遅すぎました。

「上のクラスの人」から信頼を得るために必要なこと

自分よりも上のクラスの人から信頼を得るには、単に知識が豊富と言うことよりも、世の中の流れや仕組み、ビジネスの流れや仕組みを理解しているかが重要になります。

私自身は自動車販売のプロですが、お客様の業界について詳しくはありません。それでも「ある程度の苦労や大変さは理解し、共感出来ます」という姿勢を、現役時代にもっと出しておきたかったです。共感は知識の量ではなく、相手の世界を理解しようとする姿勢から生まれます。

読んでおきたかったジャンル

  • ビジネス書・経営書(経営者の視点を知る)
  • 経済・金融の入門書(世の中の流れを掴む)
  • 歴史書(人と組織の本質は変わらない)
  • 古典・名著(時代を超えた考え方の軸ができる)
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もう一つお伝えしたいのは、本を読むのに「読書感想文」のようなものは要らないということです。気になった一行、心に残ったエピソードがあればそれだけで充分元が取れます。私は最近、ノートに気になったフレーズだけを書き写すようにしていますが、それだけでも頭の整理になります。


後悔③:メーカー招待のキャンペーン旅行をキャンセルしたこと

3つ目は、営業マンの販売実績キャンペーン旅行に参加資格があったにもかかわらず、参加しなかった事です。

2005年くらいまでは、自動車業界も景気が良く、メーカー招待のキャンペーン旅行が1年に2回ほどありました。国内旅行・海外旅行ともにメーカー招待ですので、内容は豪華です。もちろん参加するには、全国の営業マンの中からブロック地区別に販売実績で勝ち残る必要があります。

今でも忘れられない、イタリア旅行のキャンセル

今でも記憶に残っているのは、イタリア旅行の参加資格があったにもかかわらず、キャンセルしてしまった事です。当時はイタリアには余り興味が無く、「行きたかったらいつでも行ける」くらいの感覚でした。

しかし、やがて国内の自動車販売も人口減少などで台数が減少していき、いつしかメーカー招待のキャンペーン旅行は無くなりました。今、自費でイタリアに行こうとしても、現役時代のあの豪華な旅とは全く違うものになるでしょう。

「次の機会」は実際にはなかなか来ない

旅行などの思い出は、自分の資産として一生残ります。無理してでも行くべきだったと、本当に後悔しています。

人生には「次の機会」「また今度」というのは、実際にはなかなか実現が難しい物だと痛感しました。チャンスには賞味期限があります。その時の自分、その時の体力、その時の同僚、その時の景気——同じ条件は二度と揃いません。

これは旅行に限った話ではありません。同僚との飲み会、家族旅行、子どもの行事、健康診断のオプション検査——「面倒だな、次でいいか」と思った瞬間こそ、後で一番後悔するタイミングです。お金で取り戻せるものと、時間でしか手に入らないものは違います。再雇用になってお金の自由は減りましたが、時間の有限さだけは現役時代より痛いほど分かるようになりました。


まとめ:致命的なリスクだけ避けて、トライ&エラーで

再雇用3年目を迎えて振り返ると、やっておけば良かったことは大きく分けて3つでした。

  1. パソコン・ITスキル …再雇用後の選択肢を広げる強力な武器
  2. 読書 …1冊1,500円で「上のクラス」と話せる教養が手に入る
  3. 誘われたチャンスは断らない …思い出は一生の資産

もしこの記事を読んでくださっている方が現役世代なら、ぜひ「面倒だな」「次の機会でいいか」と思った瞬間に、もう一度立ち止まってみてください。何かをやろうとしたら、致命的なリスクだけ避けて、トライアンドエラーで取り組みましょう。

人生は、思ったほど長くないかもしれません。

この記事が参考になれば嬉しいです。楽しいカーライフをお過ごしください。


この記事を書いた人:元カーディーラー営業マン(現・再雇用サラリーマン)
35年以上、カーディーラーの営業マンとして数千人のお客様の車選びをサポート。3年前に定年退職し、現在は同じ会社の別部署で勤務中。現場で見てきたリアルな情報を発信しています。

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